特別編

April
14
2009

 「人を雇う」ということは本当に難しい・・・。これは経営者の永遠の課題ですね。私でさえも、本格的に経営に携わるようになってから18年間に約1000名(延べ)の雇用に携わってきたと思います。雇う側としては、1000名の雇用には1000通りの雇用契約がある、というくらいに思っていないと対応できないです。考え方も、目的も、仕事の仕方も、価値観も1000通りある・・・・。これを組織立ててリードしてゆくというのは、並大抵の努力では出来ないはずです。そんな体験の中でも、会社に対して大きく影響を及ぼした出来事をまとめて見ることにしました。

 

 「希望の欠片」シリーズは、自分の経営体験を振り返って、一つの区切りとしたい、ということですが、単に足跡を辿る、ということではなくて、振り返るという作業は、その時々での人間ドラマというか、人間関係を省みることです。そして経営者である以上、最も密接な人間関係は、雇用関係であることは言うまでもありません。その意味で、大きな出来事として発展した「雇用」について、ピックアップしたものが、「希望の欠片 番外編 苦渋に満ちた雇用の数々」です。

 

 ご意見をお寄せいただいたなかで多いのは、「全部事実ですか?」というご質問でした。私としては、そのつもりで書いています、とお答えしています。「事実であるなら、凄い経験ですね・・・」というご感想もありますが、何があっても不思議ではないこの時代で、単に客観的に見れば、大したことではないのかも知れませんが、いささかでも自分の経験と比較できる立場の方でしたら、そして現実として捕らえていただけると、壮絶な日々であり、経験であったと思います。そして、本編に劣らず、この「番外編」も面白く読んでいただけると思います。

 

 

 

 

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Posted by 株天使 | この記事のURL |