「ファイル構築指南」第16回目は「アルテイル」の月間ランキング入賞者からお送りいただきましたファイルを紹介いたします。 (※ファイル内容の説明は、イクサーから頂戴しましたメールを元に作成しております)
まずは、1月度月間ランキング第2位の「ヴァノール」さんのファイルです。
◆ファイル構成の目的
相手の低レベルユニットと、Lv1のユニットを「大渦」でファイルに戻してから、残ったユニットを確固撃破するファイルです。
◆ファイルの動かし方
1ターン目は「光の精霊」からセット。「光の精霊」がバッティングしなかった、もしくは2回バッティングした場合は、「放浪の吟遊詩人」次のターンにセットします。ここからが大事です。ここの判断を間違えると負け易いので。
相手がLv3以下のユニットを出したのならば、「魔法衛兵長『レナリー』」を出し、Lv4以上のユニットを出しそうなら「白虎の指揮官『ロザリィ』」を出します。
また、相手のLPが多く、高レベルユニット主体のファイルと判断した場合は、「あふれ出す魂」のバッティングを狙ったり、福音の歌『ゴスペル』EXでソウルスキル(SS)を強制的に発動させたりします。
「魔法衛兵長『レナリー』」を壁にしながら、「白虎の指揮官『ロザリィ』」で相手ユニットのレベルを下げていきます、基本は攻撃せずに待機し、SPに余裕を持たせながら人魚剣士長『シュフェース』EXを出します。
大体この辺りから「大渦」を使うタイミングになるかと思います。
SSの発動と同時に「大渦」を使い、一気に相手のフィールドを空にします。SSを発動させるためなら、自軍のネームドユニットだってリムーブしましょう。
後は「海神の怒り」を駆使しながら相手のユニットを確固撃破します。イクサーアタックは慎重に行います。終盤は、「風の魔術師『フェミール』」や「大海王『ヴォンドラ』」を出し、有利な状況を維持します。
◆ファイルのキーカード
・魔法衛兵長『レナリー』
・白虎の指揮官『ロザリィ』
・人魚剣士長『シュフェース』EX
・あふれ出す魂
次は、2月度月間ランキング第2位の「しわん」さんのファイルです。
■ファイルの動かし方
序盤
1ターン目に「強化兵団の少女騎士」、2ターン目に「光の精霊」をセットします。その後は、イクサーアタックされないように「慈愛に満ち溢れた神官」や「月公国の下級騎士」を展開していきます。また、1枚目のソウルカード「現人邪神『エルガンディ』」は常に「六手の男『アルヴェイン』」で発動できるようにしておきます。
中盤
「六手の男『アルヴェイン』」のオープンスキルを使って、1枚目のソウルスキルと2枚目のソウルスキルを同時に発動させます。相手のSPは0になり、加えて「暗黒神の下僕『エブリーヌ』」の効果で次のターンに増えるSPは0となります。
一方、こちらは「現人邪神『エルガンディ』」のソウルスキル発動によって「慈愛に満ち溢れた神官」クローズスキルが発動するのでソウルパワーが増え、一方的に有利な展開が可能となります。このとき、相手ユニットは、リムーブさせるか「運命の一撃」で一掃するかは、相手のファイル次第で決めてください。
「現人邪神『エルガンディ』」のソウルスキル発動時にセットされた相手ユニットは、「実態不明の呪術士」ソウルスキル発動に合わせて「魂喰蟲」をセットすることで、ファイルに戻します。
終盤
「現人邪神『エルガンディ』」と「暗黒神の下僕『エブリーヌ』」のソウルスキルの組み合わせが非常に強力なので、これにより中盤有利になればそのまま勝利をつかむことができるでしょう。
■ファイルのキーカード
・現人邪神『エルガンディ』
・暗黒神の下僕『エブリーヌ』
・六手の男『アルヴェイン』
最後は、2月度月間ランキング第1位の「中空フラグメント」さんのファイルです。
■ファイル構成の目的
[カードタイプ:翼竜]の高い殲滅力を活かす為、あらゆる「ファイルに戻す」手段を敢えて排除し、戦闘での優位性を追求した構成となっています。
序盤
「光の精霊」→「光の精霊」→「海上より飛び立つ翼竜」→「群れを束ねる翼竜」という順に展開していきます。この段階で敵軍フィールドにLV1, 2のユニットが2体以上存在する場合、「大渦」をセットして「ファイルに戻す」効果をもつソウルスキルに対する牽制とします。これで、序盤での相手イクサーの主力ユニットは[カードタイプ:翼竜]の攻撃を確実に受けることになります。その場合、相手イクサーは序盤のソウルスキルを発動するためには、主力ユニットをリムーブせざるを得なくなります。
中盤
グリモア「返却」の対策として早急に「急降下する翼竜」、「雷光の翼竜」を出し、「群れを束ねる翼竜」のスタートスキルの参照先を常に2体以上となるように維持します。相手イクサーの次のソウルカードが未アクションを対象とした「ファイルに戻す」「セメタリーへ送る」ものであると確実に予測される場合は別ですが、なるべくイクサーアタックはせず、[カードタイプ:翼竜]のユニットをセットすることを優先してSPを使います。
「光の精霊」を使い切った後は、「人魚族の音楽家」を前衛に置き、ソウルスキルを発動させるためのユニットとして扱います。「人魚族の音楽家」のスタートスキルは非常に優秀ですので、ソウルスキルを発動させるため以外でも有用です。
終盤
主に「雷光の翼竜」のアクションスキルで相手ユニットの殲滅を図ります。一方で、LPを調整しつつ、ネームドでないユニットが全て復活、HP完全回復する「人魚族の人化剣士EX」のソウルスキルの発動を狙います。特に狙われやすい「群れを束ねる翼竜」を最後まで守るために、グリモア「復活」も用意しておきます。残りのグリモアは通常では対処しにくいユニットへの対策手段を主に入れています。最後は、各種グリモアや「復活した鋼の弓兵」のソウルスキルを使って乗り切ります。
■ファイルのキーカード
・群れを束ねる翼竜
・雷光の翼竜
・人魚族の人化剣士EX
今回のファイル構築指南はいかがでしたでしょうか。
今月末には、EXカードを主としたパラメータ変更が実施されます。また、より入手しやすくなって新発売となります。上級者のファイルから何かを掴み取り、自分だけのファイル構築を目指してがんばってください!
それでは、良き「アルテイル」を!
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