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丸大食品(2288)は来期の好材料を内包
経済ニュースY! V 2009/02/04(水) 09:01
【決算&株価診断】3Q好調、年初来高値更新

  丸大食品 <2288>は3日、2009年3月期第3四半期決算(3Q)を発表した。

  3Q連結売上高は1588億18百万円と前年同期比1.4%の増収を達成。売上高の増加や価格改定及びコスト削減の効果などにより、営業利益は35億36百万円と前年同期比9.7%増、経常利益は36億55百万円と同2.8%増を達成、最終利益は特別損失として減損損失3億70百万円及び固定資産処分損2億51百万円(いずれも期首からの累計額)を計上したものの、29億19百万円と同17.7%の増益を達成した。

  部門別に見ると、食肉需要の低迷で生肉部門の売上は厳しい展開を余儀なくされたものの、主力のハム・ソーセージ部門が「内食回帰」のトレンドの中、モンドセレクション最高金賞を受賞した「燻製屋熟成ウインナー」が引き続き好調に推移したほか、歳暮ギフトの売上も堅調に推移したことで、同部門の売上高は、680億81百万と前年同期比7.8%の増収となり、全体の売上増を牽引した。

  通期も、引き続き「内食回帰」などの流れが続くと予想されることから、ハム・ソーセージ部門が好調に推移すると見込まれ、売上高は前期比1.8%増、営業利益は同10.1%増、最終利益は同4.6%増と好調な業績を見込む。

  また昨年10月20日に発表済みであるが、サッポロホールディングス <2501>と、ヨーグルト・デザート・チルド飲料事業における業務提携・合弁会社設立に関して基本合意に達している。

  丸大食品の子会社である安曇野食品工房(株)が発売している「Azumi」ブランドのヨーグルト・デザート・チルド飲料事業とサッポログループの持つ酵母技術を結集させることで、同事業分野のシェア拡大を図っていく方針。合弁会社の設立は今年3月を予定しており、来期以降、収益拡大に貢献することが期待される。

  【株価診断】 3日は一時257円まで値を飛ばし、年初来高値を更新した。終値は254円で引けたが、3Qの好調な業績を受けて、また来期に向けた好材料を抱えているだけに、今期予想PERは約24倍と割安感はないものの、昨年9月10日に付けた昨年来高値300円を目指す展開も期待出来よう。(情報提供:日本インタビュ新聞社 Media-IR)

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