2008年04月27日
本部の後ばかり・・・他の加盟店さーん!


メンテナンスです。
前回は丁度考え方が変わった時期で ベースに某国産高級車採用のガラスコーティング 上にD社油性レジン施工。

状態は・・・ガラスむき出し?と表現しますか(汗)

ギヤと極細で磨いて ガラスを手塗り。でベース完了。

オーナーさんはトップ面の雨染みを気にされるので 検証兼ねてペルマガードを中間に。

トップコートはザイモールで仕上げてみました  が・・・

トップ面のみ3層にしてしまったので質感が・・・

んー サイド面やり直しました。



個人的には2層の質感がいいかな。

Posted at 2008/04/27 10:20:45 | トラックバック(0)
札幌本部研究室にキャディラックSRX入庫

新型試作のクウォーツコートをガンで塗布施工しました。

北海道で最初の新型クウォーツ施工車両です♪

今度のクウォーツは・・・キシレンのデメリットを大きく改善

手塗りは施工性が悪いですが、ガン吹きは最高に安定しています。

ただ・・・問題が・・・キシレン系が抜かれたので薬剤としてはダメ。


今年の冬は本当に雪が多く例年の3倍を記録しました。

この車がスタックする程の雪が今年は降りました。

北海道の冬季コーティングは半年で使い捨てです。


この車は、12月頃にボンネットを半分に分けて違う施工をしました。

向って左半面はオルガノシロキサン樹脂99.876%+88%(FPT型)施工

右半面は、クウォーツ+SWXUの施工です。


結論から言えば・・・

耐傷性=FPT型

耐定着性=FPT型

耐デポジ=クウォーツ+SWXU

剥離後の塗装質変化=クウォーツ+SWXU



施工して、何年持つか?と言う判断で言えばオルガノシロキサン樹脂コート剤

に圧倒的な軍配が上がることはこれを見てもはっきりいえます。

しかし・・・東北&北海道ではこれでは通じません・・・

何故なら・・・こんな条件だから・・・


そして気温は氷点下・・・今日も夜は10度以下・・・

半年間道路は融雪剤(塩害)だらけ・・・

おまけにスノーブラシ(排雪)で毎日雪を落とす作業が日課・・・

洗車場から自宅に帰る間ですぐ汚れる・・・とどめは黄砂被害・・


ADJの技術理論はこんな北海道を基準に考えられています。

この北海道で目に見えて耐えられるものは、関東などの地域では逆に不必要な

くらいの性能を誇ると言うことは間違いありません。

関東や関西などのクウォーツは、946ml:0.5〜0.75%が主流ですが・・・

北海道は、946ml:1%(道南地区)〜5%(道北地区)です。

クウォーツは5%の濃度が無いと正直自動車コート剤としての意味は無く、

1%でも施工が難しく、梅雨シーズンの関東は過反応ボケが出たりします。

それだけ難しい施工です。(特にガン吹き施工)


他のクウォーツ団体さんは、塗布後にレベリングをしています。

更に・・・皮膜は無くなります(苦笑)

正直・・・本州地区のクウォーツはやる意味が無いと実感しています。

塗装改善としての効果はあるので、ポリッシング後や軟質劣化した復元として

使う事や、有機劣化結合を防ぐ為のバインダーとしてならGooDです。


これは、GT−Cやアークバリアも同じです。

FPと同じシロキサン樹脂なのに何故クウォーツと同じ扱いか?

それは、無溶剤ガラスコートか?溶剤系ガラスコートか?の違いです。

カップリング剤系のガラスコート剤は抜かしての話しです。

塗装と浸透結合か?表面定着か?と2種類のガラスコートがあります。


私は、以前からこの2極性のコート剤を使い分けて施工してきました。

1Kか2Kの塗装でも変わります。

無機質に近くなれば、1平方センチに例えた密度(分子密度)が多くなります。

塗装で言う、中塗りとクリアーの硬度の違いが分かりやすいでしょう。

中塗りは、有機顔料比率が多いので分子構造が大きく、クリアーは小さい。

それよりも更に小さいのがガラスコーティングと言います。

なのでクリアー塗料の副産物と表現します。


濃色ソリッド(トヨタ202など)は傷が目立つので緩和させようとガラスコート

を単純にオーナーも業者も多く選択をする傾向にあります。

それは間違いではありません。

何が間違いなのか?↑物理に強い人なら分かるはずです。


カップリング剤(接着剤成分)系のガラスコートは当然有機比率が高いので、

塗装と大きさが殆んど変わらず=定着が悪いので接着させる。

これで犠牲皮膜を演出するのが極一般的に考える事です。

しかし・・・ガラスコート剤(無機系)は理論上膜圧が取れません。

10μ以下の膜厚では、中塗りの硬度に比例してしまう事を知りません。

そして酸化有機物の汚れにはつよくなりますが・・・無機物の結合(デポジ)

がノーマルより発生しやすくなります。

耐酸性があるという事は・・・すなわち・・・アルカリに極度に弱い・・・

だからデポジット(スケール)が発生しやすくなります。

これを除去するには、強酸又は研磨をしなければいけません。

コート剤も塗装も、モノマー分子構造という理論によって分離します。

フッ素が表層に上がるので撥水するのが塗料の原理です。

それを落とす=撥水基が除去されます。

そして無機樹脂は、艶引けや白濁などの現象になります。

アクリル板に傷を入れたような感じです。


ソリッド車は、塗装のT工程でこれがハッキリ別れています。

そして高温で焼かれた塗装表面の金属質が陶器のホーローのような艶となり

硬化するので、ホーロー層と呼びます。

この厚さは平均10〜15ミクロン程度です。


一昔前の、アクリル塗料からウレタン塗料に代わり酸化に強くなりいましたが

アルカリには当然弱いまま・・昔より弱いかもしれません。

塗装ph値が弱酸性から中性に近くなったと思えば良いと思います。


洗車後に、IPAで脱脂するとFPコート剤のほうが水染みが浮き上がります

SWXは、表層雪崩のように劣化剥離をして水染みや傷を抱えたまま落ちます

落ちても、石英クウォーツの親水無機層が塗装を守ります。


他の一部業者が謳っている無機3層コートですが・・・

同じ無機でも物理物性を変えないと全く意味がありません・・・

その証拠に、強アルカリにて研磨すると・・・樹脂は簡単に剥離します。

石英は浸透しているので目に分かる剥離はしません。

塗装と混ざり合い一体化している強溶剤質無機か?無溶剤定着型の無機樹脂か?

どちらが優れているとかではなく、物理的な結果が異なります。

当然、共に一回の施工でメンテナンスをしなくても大丈夫な車はなく

結局1年毎でメンテナンスしないと全てのコート剤は同じ結果です。


ADJは、磨く技術(下地処理)に特化した言わば医師集団です。

医師は、薬剤処方と外科的処置で健康を維持するのです。

ですから、塗装が改善される事や予防を目的として工程を考えています。


一般的なコーティング屋さんとは、考えている次元が違います。


磨くという行為は壊すことです・・・「手術=切除」と同じ。

それは治ったのではなく、切除されただけにしかありません。

車には生物のような、自然治癒能力は存在しません。

ADJのコーティング理論は、復元と予防でしかありません。

皮膚を切除したら、そこに人工皮膚を移植しなければいけません。

ここが他の団体や業者と全く違う考えの職人団体です。


怪我を治す形成外科医でもあり、美を演出する美容外科医でもあります。

共に同じ形成外科医であることには変わりありません。


健康も美容も・・・維持させるものではなく・・・維持していくものです。

日々の積み重ねが経年で差が出てきます。

10代や20代でエステや基礎化粧品にお金を掛けても差は余り出ません。

なので多くの女性の皆さんメイク化粧品(隠蔽)にお金を掛けます。

ですが、30代〜年々老化=劣化が男女共に急激に始まります。

塗装も5年を経過すると劣化が始まってきます。


私が言ってる事が迷信であれば、貴方の周囲の人と女優や俳優さんを比べて

果たして同じでしょうか?20代の貴方は木村卓哉や福山雅治に勝てますか?

それだけ莫大な資金と時間を美容に掛けている結果論です。


芸能人は、税金申告としてエステなどの経費が認められる事からも分かります


無機は酸化物に強いが紫外線には弱い・・・無機元素は強いが通過する。

なので、コート剤は強いが塗装は紫外線で劣化するという意味。

有機は酸化物に弱いが紫外線には強い(犠牲として劣化する)・・・

でも共に弱いのが・・・アルカリ・・・

洗車のたびに塗装&コーティングは溶けて軟化します。



ガラスコーティングをしてこんな事を言われた事・・・

「水洗いのみ」

一見聞こえは良いが・・・裏を返せば・・・洗剤のアルカリに弱いので・・・

洗剤使ったら少しずつ剥離するから洗わないで!!


そう言うことでしょ(笑)


私はそう言う意味で、顧客の皆さんに言っています。


どうせ半年でメンテンスするんだから・・・水洗いで良いよ・・・

と言う意味です。


アルカリ洗剤で洗われたら、メンテナンスで余計な労力掛かる=高額になる。

だからそういっています。


北海道や東北地方は、安く小まめなメンテンス維持が一番です。

画像では表現できませんが、再研磨時の磨き傷のでき方が違います。

旧型クウォーツ面は、塗装が硬化しているので傷が除去しやすいです。

北海道の検証でよかった施工が、全国加盟店で始まっています。

ハッキリ言えば、関東や九州では不必要かもしれませんが・・・

そこは地域ごとに合わせて、私がプランします。

だから現場を回りたいので経費を稼がないといけません(苦笑)


看板が同じでも、施工方法が全く違うのがADJコーティングです。



このSRXは、市販プレクサスで夏季の維持をさせようと考えています。

こうやって、オーナーのメンテンス性を考えて下地を選定し作業します。

Posted at 2008/04/27 3:51:44 | トラックバック(0)
2008年04月23日
ADJコンパウンド試作完成♪

赤ラベルは、全機種対応水性コンパウンド

黒ラベルは、ギアアクション専用コンパウンド


試作ロッドはお金が掛かるので・・・(苦笑)

製品製造工場から余った小分けを頂きコツコツいじってました♪

元々自分で使いやすいように煮詰めた物をデチューンさせているだけなので。

シングルがある程度(回転・加圧・動き)使いこなせないと使えない。

コンパウンドは、コート剤と違って化学ではなく物理知識なので楽です♪

最強のコンパウンドは・・・歯磨き粉です!!


10年以上も前から歯磨き粉で車を磨いてきました。

だから、シングルが使えないと艶引けを反対に起こす曲者です。

歯磨き粉は・・・回転摩擦の研磨剤としては不向きです。

歯ブラシは縦&横への直線運動が主ですから。

回転させると歯でも研磨傷が付きます。

メッキなどの指圧研磨や歯ブラシ研磨では使えます。(指輪とかもね)


画像前列右端

これがスクーデリアだけにサンプル提供した横着ものです(笑)

これでバフ目出したら・・・ある意味凄いです。

ただのコンパウンドではありません・・・企業秘密です

コート剤の浸透を防ぐ事や、火傷した肌に皮膚移植するのと同じ理論です。

この上からクウォーツの溶剤質が加わると塗装になります。

木や石材の肌を研磨する時、私は切断時の削りカスを使って磨きます。

私の研磨剤は、13年程前から水性化してこの理論を入れています。


今だから言えますが・・・粉砕型コンパウンドですね(苦笑)

ソナックスなどを始めこの手の商品が多く出てきましたが・・・

気が付くのが遅い・・・宮大工なら誰でも知っているでしょう。。

昔は、目止めをするバインダーがなかったので木材への着色をする際に使い

浸透を少なくする古典的で物理的な工法です。


車の事しか知らない知識であれば、当時思いつかなかったアイデアでした。

ピンクダイヤモンドを始めとするセルロース系コーティング剤へ展開した

きっかけもココが始まりではないかと思います。


陶芸などを以前趣味としていた事も今になって違う知識になっています。

無機無溶剤樹脂で膜圧を取ることは自然理論上無理です。

現段階でやろうとすれば、無機の根底から崩れます。

そればかりか、危険性も高まるのが現段階での結論です。

今後、新たな無機物が発見しない限り無理だと思います。

マグマから地表までの自然を見てもそんな構造は地球にはありません。

でも・・・宇宙にはあります。(笑)

宇宙に行って取ってこれるなら可能だと思いますよ。


ADJのディティール概念とは・・・復元です。

傷のある塗装と全く無い塗装ではどちらが磨きやすいか?

傷があり、荒れている塗装の方が抵抗が発生するので磨きやすいです。

水性塗料などは硬くて磨けないと言う訳ではなく・・・

水ベースなので肌凹凸が少なく氷を磨くような感じになります。

そして一度傷が付くと、一気にそこから剥離します。(割れます)

そう自然に考えれば、従来の研磨剤理論は不要になりますよね?

今後は塗装に火傷を負わせる・・・近い解釈ですね。。


ポリッシングとは?

目に見えた不規則な傷を、目に見えない規則正しい傷で隠蔽する事です。

なので、水磨ぎシングル回転が一番光度が上がるのです。

そう言う意味で、心理的にも磨く行為として緩和されます。

でなければ・・・宝石も刃物も精密機器も水を使いません!!

R35GT−Rのエンジンの削り出しは、無菌ルームで強アルカリ水で潤滑させ

精密研磨を行っています・・・ご存知でした?

酸は即効性の腐食作用がありますが、アルカリは真逆です。

ですが共に腐食させる事に違いはありません。

ADJが独自で採用している強アルカリ水(ph13)は純粋な電解水です。

長野県白馬温泉郷のアルカリ原泉でph11〜12ですね。

アルカリ洗剤のような、化学物性を混ぜて作りだした物ではありません。

確かに気管に入り咽ますが・・・化学物性的健康被害はありません。

これがどれほど凄いことか・・・


無機コート剤もコンパウンドも洗剤も・・・新たな物が生まれます。


まだ・・・ADJ組織内にも無機へのイメージが強いみたいです(笑)

頭で理解していても、物理学的に???となっているのでしょう。

MFやFPの無機樹脂は優れた画期的な塗料です。

それはあくまで、建築分野や自動車などの素地塗料として考えればです。

鉄や木や石に直接施工するならこれほど優れた物はありません。


ですが・・・日本の美装保護コーティングの一般的概念とは?

塗装を守る為に行っている事ではないでしょうか?

その辺を整理認識しないと、ADJ理論は理解できません。


美とは、綺麗な素地(健康)の上に成り立つものです。

これは製品も人間も同じことです。

ADJは基礎化粧品メーカーであって、メイク化粧品めーかーではありません


例えるなら、後者は他のFC既存コーティング団体やメーカーです。

基礎美容は「改善理論」であり、メイクアップ美容は「隠蔽保護理論」です。

基礎美容は「薬事法・医師法」が絡み、メイクは何の規制もありません。

化粧水や乳液の「量り売り・詰め替え」は法律で禁止されています。

ファンデーションやマスカラは一切規制も無く、詰め替えできます。

当然、医薬医療品はもっと規制があります。


無機無溶剤と言う画期的な製品が出てきてもスタンスは変わりません。

あくまで、何処の場面で使うか?と言うことだけで特化はしません。

感覚が商用車に近くなるのであれば、コスト的にMF・FPがベストです。

逆に、美観重視に近くなるのであればクウォーツ・ペルマガードとなります。

どちらを選択するにせよ、下地が調整されていての話しは同じです。


これらの製品のどれも全て物性の個体差があります。


そして、鋼板を保護している訳ではなく・・・塗装を保護としている認識

そこが皆さんゴチャゴチャに販社さんに混乱させられています(笑)

中途半端に闇雲にこの業界で仕事をしている人程・・・陥るスパイラルです。

塗装を守るのであれば、施工対象の塗装で使い分けなければいけない。

ただ車は、一部のユーザーは、貴金属や宝石的な主観を持っている製品です。


医者は、病気を治す処方はしても・・・予防する処方はしません・・・

予防する処方は保険適用外だと言う事です。

マイナスからゼロ(治療)を求めているのか?

プラマイゼロ(予防)を求めているのか?

そしてこの二つが揃って初めて美容=美装が成り立ちます。



ADJの職人にとって一番大事なのは?

コーティングでしょうか?なんかそこから抜けきれない空気が感じます。

それでは他団体とやっている事は同じです・・・

ADJの職人が追求するものは、知識と感覚と研磨技術です。

私達の仕事は、生産塗装ラインの直後の塗り肌へ戻すこと・・・維持すること

そして極みは、機械で作られた製品に微調整の人間の最良の手を加えること。

どの業界も、最後の仕上げ&検品は職人技(人間)です。


大事なのは、コート剤の性能ではなく・・・研磨剤なんだと言う事・・・

無機無溶剤の仕上げに、3Mやメンツェル使うレベルの業界です(苦笑)


ポリラックやWAX施工で客単価10万〜の技術仕事を目指してください。

ADJはそれを目指す団体です。

あくまで客単価は、評価のレベルを数字に置き換えての話しです。


柔らかい地盤のままでアスファルトやコンクリを施工しないでしょ・・・

私の研磨剤は艶が出ると言われますが・・・艶出し剤は一切入っていません。



長文となりましたが、人数が増え勢いが増すと方向が狂い出します。

船は大きくなると方向転換が難しくなります。

気を緩めると・・・氷山に激突して沈みます・・タイタニックみたいに

科学&化学に特化したら宗教的になります・・・

ADJは科楽&化楽です。

Posted at 2008/04/23 2:52:31 | トラックバック(0)
2008年04月21日
新型クウォーツコート剤

VOC対策としてキシレンが

抜かれた試作品です。



MSDSを見なくとも、臭気で大方予想していた通りです。

名前だけ見ると・・・身体によさそうな・・・美味しそうな・・・

危険物三種であることには、危険物質であり変わりないです。

今度は、取り扱いも難しくなってきますね・・・


今後、無機系コート剤は全てバインダー的な要素になるでしょう。

硬い皮膜を磨くと物理的に起こる事の補修剤として使用します。

樹脂系の無機コート剤も同じと考えています。

同じ無機質でも質感が変わる事で上物によって使い分ける工法。

あくまでクウォーツは痛んだ塗装の充填剤の役割です。


これからの水性次世代塗料のデメリットはアルカリです。

塗装は酸性雨で劣化する訳ではありません・・・phほぼ同じですから・・・

塗装の中の金属分子が紫外線で劣化するのです。

無機樹脂塗料のメリットは紫外線に強い事。

決してコート剤(美観・質感)として優れているわけではありません。

何故私達が、有機樹脂やWAXへ戻るのか?

それは、アルカリと紫外線対策を考えています。


そう言う意味で、SWXの開発を行ってきました。

SWXTは、WAXとポリマーの性質を1液で施工します。

施工後、有機と無機がモノマー分離する構造です。

よって、洗車時のアルカリ被害や酸化物混入の雨天被害から中和溶解し、

自然剥離する構造になっています。

そして、無機物のみが定着し耐候性を維持し重ね塗りで皮膜を厚くします。


ピン○ダイヤモンドにWAXを2工程行うのと理論上同じですが・・・

それを1液型1工程で行います。

吹き付けて流すだけなので、車体を擦る事が無いので傷つきにくいです。


だから、無機コート剤との相性が大変良いのです。

実はこのヒントをくれた方は・・・西日本ケミカルの社長さんです。(笑)

同級世代ですが、マイペースである意味尊敬しています。

元々は違う方面で作ったもので、失敗作で破棄する途中に車に掛けてみたら

できちゃった・・・なのでレシピ取って無くって(苦笑)

その時の衝撃映像です(笑)咄嗟に携帯でしたので画像悪いです。

2007-06-23 08:17:55

SWXだけで一度も磨き&コーティングしていない塗装がこれです・・・

次は、バイオ系(細菌)のウォーターコート剤をとある教授と苦戦しています

完成すれば、廃棄物からコート剤が生まれ環境対策になります。

イオン水の成分が長期間塗装に持続したら汚れが固着しにくい・・・


水洗トイレで水を流しながらウ○コしたら便器に付きにくい理論です(汗)

ADJの幹部がサポートしてくれているので集中できます。

来月には全国加盟店も徐々に増え、本来・・・加盟店もってる団体が加盟店?

になったりと凄い展開になりそうです。

無機とか有機とかに執着した考えでは無く・・・

ユーザーが望む要望に、技術と知識をあわせてあげる業界・・・


人間の美容(エステ)業界の人間が、車の美容を変えていきます。


Posted at 2008/04/21 18:02:53 | トラックバック(0)
2008年04月20日
メンテナンスですが・・・1年5ヶ月ぶりです。メンテと言えるの?

その頃はうちはあれだから あれとあれの施工ですねぇ・・・

ん?結構何か残ってる感じが・・・でも○○水+フェルト+ダブルで取れます。

上3面はそれで サイドは本部からの試作品+ギヤでの施工です。(試作品多すぎてテストが・・・)

なかなかいい感じでした この塗装には。

コーティングはM+SWです。シルバーだから平凡になってしまいました。

差がわかる位の技術を早く習得しないと・・・




Posted at 2008/04/20 16:57:11 | トラックバック(0)
ADJ本部のラボ(研究所)です。

ADJの3層コート試作が完成しました。

無機層(石英)+ペルマガード(改)+???皮膜



今回は、試験作のコンパウンドからの仕上げです。

VOCフリーの水性&無機系塗料やアルミ質鋼板の仕上げを念頭に

開発しました。

私達ADJは、磨き(下地復元)に特化した集団ですので、コート剤よりも

磨き剤や技術を優先に開発を主に行っております。

ボンネットはケヰテック2液型コンパウンドを使い、フェンダーサイドは自社

の比較実検証を行いました。

機材は、ルペスギアアクション1本での仕上げです。


蛍光灯が写りこんでいるピラーからフェンダーサイドトップへの流線部を

鏡面だしを行っています。


エッジの少ない流線型ボディーを表現する為に行いました。

写りこみの違いによる目の錯覚で、エッジがあるかのようなメリハリを出し

ドアミラー真下までの凹みラインの流線を強調しました。

「コンクールド・エレガンス」(美装コンクール)

などで照明などを故意的にぶつける照射ポイントにもなります。

ショールームの依頼を受けた際にも使う技法です。

青い光(日中・日没)はマイカブラックのような艶感を出し

赤・黄色(夕方)は赤が刺さりメタリックが浮き出るようにしたかったので

あえて無機樹脂ではなくクウォーツとペルマガードの屈折を利用。


今回は中層のペルマガードにいくつかの添加を加えて施工しました。

これは、次世代クリアーなどの特徴を見通しての加工です。

有機樹脂のような質感とは異り、耐久性は上がるのですが・・・

その半面失われる部分もあり、次世代塗装の美装に問われる部分です。


現在は、中塗りまでの水性化になっていますが、クリアーは既存です。

今後は塗料メーカーも開発を煮詰めて変えてくると思います。


無機質3層と謳ってる方もいるようですが・・・

無機化する塗装に、無機を施工しても・・・

その前に、既存塗装でも無機3層は意味が無いと言った結論です。


今回は、あえて酸化金属を利用した施工をしました。

頭の回転が速い方ですと、何を目的に行ったかこの文章でわかるはずです。

簡単に言うと・・・昨日の非常識は今日の常識になる!!


そして最後に塗布した物は??


山の物から・・・(笑)


ただの水ですが、そこにマジックが仕掛けられています。(笑)

事実を知ったら、この業界に深い方ほど唖然とするとおもいます。

これからは、捨てられる物を再利用していく研究開発を行います。


クウォーツのVOC対策をした最新版も届くのでいち早く研究します。

滑水するペルマガード皮膜・・・

今回は、209塗装でしたが屋外でメタリックが消えブラック塗装に見えるほど

艶感が増しました。

パール・マイカ・ソリッド・色彩で全て工法が変わります。

乞うご期待!!
Posted at 2008/04/20 3:33:22 | トラックバック(0)
2008年04月17日
内装工事で2日遅れて本日より始動♪

春メンテでこれからメンテの嵐です(^^;;

毎年恒例の・・・アルカリ(洗剤)焼け出てますね・・


冬のコイン洗車などで洗車中に凍結するのですすぎ残しが多いんです。

温水でも凍結し流れないので、直射日光で焼けてしまう事が多々あります。

特に女性や身長の低い方のルーフは多いです。

慣れている人だと、ルーフからまんべんなくすすぎますが・・・

女性はどうしても、短時間のコース選びますから多い被害です。


洗っても直ぐに汚れてしまうので、夏より被害が多いです。

幸い、屋内駐車なのでスノーブラシ傷は少ないですね。


環境やアスファルトの補修費を考え、融雪剤の中和をしているそうです。

ただの塩ではなくなっているとの事ですので知っといた方が良いです。


しかし・・・雪国はお金が掛かる地域ですね・・・

灯油代・・・コーティング・・・色々・・・(T▽T)

北海道でも地区によって気候が様々なので、地元の環境にあったコーティング

を研究していきたいと思います。

依頼者の職業的に車を出せない仕事以外は公開したいと思います。


よろしくお願いします。<(_ _)>



Posted at 2008/04/17 21:55:25 | トラックバック(0)
2008年04月07日
スクーデリアです。(緊張)


以前からメンテナンスで入庫してるんですが 見ての通りのお年寄り。傷は端から追えませんし WAXのせるだけでバフが赤く・・・溶剤系は染み込むし・・・

先月 無機無溶剤の通称Mを施工。

今回のメンテナンス・・・バフが染まりません!!

って やっぱりクリアだ!WAXもしっかりのっていい感じです。

何でWAX?

月1のメンテナンスだし オーナーさん水弾き求めてるんで・・・



こういう車の施工   好きです!
Posted at 2008/04/07 12:07:12 | トラックバック(0)
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