札幌ラボです。
昨日に引き続き某販社さんの撥水剤
まだ届いていませんが、おそらくコレ?!
今年の2月に横浜で施工した某豪華客船のような感じのかな?
同じ製品ではないと思いますが、原理は同じかも?!
この時使ったのは、航空機や船舶を得意とする製造販社さんの製品でした。
美滑水コートやXGが主流ですが・・・
車体と同じく、低温状態では性能を発揮できないのですね・・・
熱に強いと言うことは大半が寒さに弱いと言うことになります。
アルミと鉄の塊の車は、外気温よりも更に温度が下がります。
まして走れば・・・風速1mで-1度の体感気温が下がるわけですから・・・
撥水だの親水だの・・・どっちでも同じです。
塗装に水滴が付いた時点で凍結して水が動かなくなります。
エンジンの乗ってるボンネットか?ルーフくらいでしょう・・・まだ大丈夫なの。
ガラスは鉄と同じく、温度に純粋です。
だからコート剤にフッ素比率を高くするな!と言ってたのです。
滑り性・撥油性だけを考えればこれほど良い物質はありませんよね?
新型のBMWの塗装は、ドイツの季節環境=北海道ですから・・・
フッ素のデメリットを知っているのでちゃんと計算している塗料です。
その辺はベンツのセラミック塗装も同じだと言えます。
ただベンツの場合は、膜圧と言うデメリットがあります。
それを改善したのがBMWだと思っています。
こう書くと必ずフッ素信者の誰かさんたちは、被害妄想に走るので補足します。
必ず性能が「0ゼロ」になるのではなく、鈍くなるだけです。
実際に、スキーやスノボにはフッ素ワックスが良いとメーカーが改良しています。
他の性質と混ざると改善されたり、比率や素地種類で変わります。
嘘だと思うなら。XG塗って北海道で半年間生活してみれば??
ガラスがガビガビになってますから!!
CPCとかも北海道でクレームが多いのも・・・北米GMでは使ってません!
寒冷地域では、フッ素を表に出さないのが普通です。
あっという間に剥がれてしまうのがわかっていますから!
していないよりは、施工していた方が良いというだけです。
信州や東北などは、北海道とは違い雪が湿っているのでまだ有効かもしれません。
しかし、一部の地域では北海道と変わらない気温ですので同じです。
スキー板と同じく、油脂とフッ素を上手く使い施工すると良いでしょうね?
油脂は、熱に劣化しますが寒さには強いですから。(油種にもよるけど)
あと乾燥するとフッ素は汚れやすくなる傾向があるようです。
汚れると言っても、静電気的な汚れですけどね。。
冬に車が汚れやすいのも、静電気の影響もありますね。。
夏と同じく、気温が30度でも車体は70度とかと同じで、-1でも車は-10度みたいな・・・
最近の車のドアノブが鉄製ではなく、樹脂になっているのもその理由ですね。
都会の人は分からないかも知れないですけど、素手で触ったら手がくっ付くから!
下手すると凍傷になる事もありました。
稚内と沖縄では、同じ日本でも施工方法は全く違うと言うことですね。
保護=コーティング
その概念で考えれば、当たり前の事ですがそれがわからない業界です・・・
Posted at 2008/11/17 2:07:43 |
トラックバック(0)