4月から導入された新しい介護認定規準で介護認定が軽くなった高齢者に対して、厚生労働省は、申請があれば引き続き以前と同じ介護サービスを受けられるようにする方針を固めました。
介護の必要度を判定する認定基準がこの4月から見直されましたが、利用者などから「従来より介護認定が軽くなるのではないか」という指摘がでています。
介護認定が軽くなると、利用できるサービスも減るため、不安の声が上がっています。
このため、厚労省は来週月曜日、有識者による検討会を設置して新たな基準について緊急に手直しの必要があるか検討することを決めました。
さらに緊急措置として、介護認定が軽くなった利用者については、申請があれば4月前の認定に基づくサービスをそのまま受けられるようにする方針を固めました。(10日14:09)