モルドバで野党支持者ら数万人が議会選挙の結果に抗議するデモ 一部暴徒化
旧ソ連のモルドバで7日、野党支持者ら数万人が、議会選挙の結果に抗議してデモを行い、一部が暴徒化し、大統領府と議会に突入した。
デモ隊は、5日の議会選で与党・共産党が圧勝したことに抗議した。
大統領府と議会を包囲して、再選挙と大統領の辞任を要求した。
このうち一部が暴徒化して、大統領府などに突入し、事実上、占拠した。
ウォロニン大統領は7日夜、テレビ演説で暴力の停止を呼びかけたが、事態収拾のめどはついていない。
モルドバは、ヨーロッパで最も貧しい国の1つと言われ、低迷する経済状態に国民の不満は高まっている。
(04/08 12:50)