常滑市民病院は12日から、地元の知多郡医師会常滑支部の支援を得て休日外来の診療を行う。医師の派遣を受けるのは一般内科系で、毎月第2日曜日の午前9時~午後1時までの4時間。
同病院には31人の医師がおり、当直勤務は24人が担当している。医師1人当たりの負担軽減と医療の充実を図るため、地元医師会から医師を派遣してもらうことになった。現在、日曜日の外来診療は内科系と外科系の勤務医2人が担当しているが、医師会の医師が内科を診ることで内科系の勤務医が病棟の回診に当たれるようになる。
県内では一宮市や半田市なども地元医師会の支援を受けている。両市は小児科で週2回、平日の夜間診療を実施。津島市も医師会の協力で週1回平日の夜間診療を行っている。【河部修志】
毎日新聞 2009年4月8日 地方版