アメリカが最新鋭ステルス戦闘機、F22の生産を終了する見通しとなりました。日本の自衛隊も、次の主力戦闘機の選定について見直しを迫られることになります。
「予算を大幅に超過したり、必要ないものに税金が使われないよう、国防総省が指導力を示さなければならない」(ゲーツ国防長官)
ゲーツ国防長官は6日、戦闘機F22について、現時点で決まっている187機で生産を終了する方針を明らかにしました。
レーダーに探知されにくいステルス性能を持つF22は、世界最強の戦闘機と言われていますが、コストや生産の遅れが、問題となっていました。
自衛隊は、F22を現在のF15に替わる主力戦闘機として検討していましたが、見直しを迫られることになります。(07日11:00)