静岡県知事が辞職表明 空港の立ち木問題で静岡県の石川嘉延知事は25日午後の記者会見で、静岡空港の滑走路近くに航空法の制限を超える立ち木が残り完全開港が遅れている問題に関し、立ち木の地権者の理解を得て局面打開を図るため辞職すると表明した。 6月に開港する静岡空港をめぐっては昨年9月、測量ミスなどで航空法の高さ制限を超える立ち木があることが判明。2500メートルの滑走路を暫定的に2200メートルに短縮する追加工事を実施し、開港が約3カ月遅れた。 立ち木の地権者の男性(49)は、知事が辞職すれば木を除去すると表明しており、知事は2500メートル滑走路での完全開港に向け、提案受け入れを決断したとみられる。 地権者は25日、知事が辞職すれば「立ち木の除去に向け速やかに対応したい」と話した。 石川知事の任期満了は7月だが、公選法の規定では、県選挙管理委員会が辞職の通知を受理してから50日以内に選挙が行われる。次期知事選には海野徹元参院議員(59)が出馬表明している。 【共同通信】
|
関連記事を取得中...
|
ソーシャルブックマークへ投稿: (ソーシャルブックマークとは)