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そんな大事な用件?伊首相がケータイ没頭、行事すっぽかす

4月4日20時54分配信 読売新聞


 【ストラスブール=林路郎】独仏国境で4日行われた北大西洋条約機構(NATO)創設60年記念行事で、イタリアのベルルスコーニ首相が携帯電話での長話に没頭し、加盟28か国首脳による国境越えと戦死兵の慰霊行事をすっぽかすハプニングがあった。

 行事は、独仏国境のライン川にかかる橋を独ケールから仏ストラスブールへ全首脳が徒歩で渡り、戦後の平和に思いをはせる趣向。だが、首相は出発地点に到着する前から専用車内で携帯電話にくぎ付け。他の首脳が到着した後も川岸で話し続けた。メルケル独首相がしびれをきらし、“置いてけぼり”を決断、ベルルスコーニ首相は橋上での記念撮影や仏側での慰霊行事に間に合わなかった。

 首相周辺は「NATO次期事務総長の有力候補に挙がっている(デンマークの)ラスムセン首相への反対を取り下げるよう、トルコのエルドアン首相を説得していた」と釈明。AFP通信は、パフォーマンスとも受け取れる珍事について、「いつもおふざけを正当化し、悪びれない」と伊首相を皮肉った。

最終更新:4月4日20時54分

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