民主代議士会が小沢代表続投了承 「国民納得せず」の異論も民主党は27日午後の代議士会で、西松建設の巨額献金事件で公設第1秘書が起訴された後に続投を決めた小沢一郎代表の対応について、了承した。ただ、出席議員からは「国民が納得していない」(近藤洋介氏)などと異論や要望も出た。 代議士会の了承を得たことで、小沢氏は続投に関する党内手続きを終えた。しかし東京地検の捜査の展開や世論の動向次第では、進退をめぐる議論が再燃しそうだ。 小沢氏は代議士会で、秘書の起訴について謝罪した上で、政権交代に向けた決意を強調。同時に「次期衆院選に勝つことを基準に今後行動したい」と述べ、世論を注視しながら進退を再検討する可能性を重ねて示した。 小宮山洋子氏は「法廷闘争と選挙戦略とは別だ。地元では『新しい体制をつくってほしい』という人が圧倒的に多い」と続投に異論を表明。近藤氏も「代表の説明に納得していない国民が8割いる。真摯に受けとめてほしい」と指摘し、一層の説明責任を果たすよう求めた。 一方、続投支持の立場からは小沢鋭仁氏が「世論とは違うかもしれないが、リーダーが戦っている時に共に戦うのが大事だ」と発言。小宮山泰子氏は「民主党の支持率がここまで良くなったのは小沢代表を筆頭に戦ってきた結果だ。一丸となって頑張りたい」と訴えた。 【共同通信】
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