秋田県知事選4人届け出 小沢氏続投の影響注目任期満了に伴う秋田県知事選は26日告示され、共産党公認の党県委員藤本金治氏(62)と、いずれも無所属で前秋田市長の佐竹敬久氏(61)、元羽後町長の佐藤正一郎氏(56)、前小坂町長の川口博氏(61)の新人計4人が届け出た。4月12日に投票、即日開票される。 自民党県連と社民党が佐竹氏を、民主党県連と国民新党県支部が川口氏をそれぞれ支持し、選挙戦は2人を軸に展開する見通し。西松建設の巨額献金事件で公設第1秘書が起訴された小沢一郎民主党代表続投の影響が注目されるほか、次期衆院選の行方を占う選挙ともなりそうだ。 ただ、自民党県議の一部や「郵政造反組」の野呂田芳成元農相は川口氏を支援する一方、民主党県連の支持母体でもある連合秋田は佐竹氏の推薦を決めるなど「ねじれ」も表面化している。公明党は自主投票とした。 佐竹氏は秋田市で、経済活性化や医師不足の解消などを掲げ「徹底して行動する知事を目指す」と第一声。川口氏は大館市で「県民の生活を守るため命懸けで頑張る」と支持を訴えた。 佐藤氏は県庁前で「秋田を再生しないといけない」と強調、藤本氏は雇用対策の充実や企業献金の廃止を主張した。 【共同通信】
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