北海道新聞　Hokkaido Shimbun Press

　民主党の小沢一郎代表の続投について、小沢氏の元秘書で、西松建設の巨額献金事件で東京地検の参考人聴取を受けた石川知裕氏（衆院比例道ブロック）は「テレビで小沢代表の記者会見を見ていたが、（続投は）首相の座や代表の立場への固執ではなく、議会制民主主義を定着させるとの決意、国民のためにという思いを感じた。引き続き代表を支えていきたい」と述べた。

　石川氏は十二日の参考人聴取後も毎週末、地元の十勝管内に入り、国政報告会で「ご心配をおかけした」と陳謝している。これまで支持者から目立った批判はないという。

　ただ民主党十勝の池本柳次代表代行（道議）は「今回の事件が（次期衆院選に）影響がないといったらうそになる」と厳しい見方を示し、態勢固めに努める構えだ。