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国保霧生診療所:8カ月ぶり、再開 毎週木曜、2医師が交代で--伊賀 /三重

 ◇住民代表が謝辞述べ花束

 担当医師の退職で昨年7月末から業務を停止していた伊賀市霧生の市国民健康保険霧生診療所が2日、再開した。毎週木曜の午後2~5時、名賀医師会所属の黒田弘之(62)、城昌輔(69)の両医師=共に旧青山町地区在住=が交代で診察する。

 この日、両医師に中出富一・市健康福祉部長が委嘱状を手渡した。また、住民を代表し、萩野勝重・矢持地区住民自治協議会長(68)が「行政や2人の医師の協力に感謝したい」と謝辞を述べ、2人に花束を手渡した。

 診療所は1956年、旧青山町が開設。地元医師らが週3回の診療を続けてきた。しかし、昨年7月末に担当医が高齢を理由に退職し、診察を受けていた約50人の住民は地区外での診察を余儀なくされていた。【伝田賢史】

〔伊賀版〕

毎日新聞 2009年4月3日 地方版

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