朝鮮通信使ウオークが出発 ソウルから50日かけ東京へ【ソウル1日共同】江戸時代に朝鮮王朝から日本に派遣された朝鮮通信使の道のり約2000キロをたどる「ソウル-東京 友情ウオーク」が1日朝、ソウル中心部の旧王宮、景福宮を出発した。各地で記念行事などを行いながら約50日間かけて歩き、5月20日の東京到着を目指す。 日本ウオーキング協会と韓国体育振興会などが主催する同ウオークは、2007年春にも実施され、今回が2回目。途中合流も含め、60-70代を中心に日韓から計約50人のウオーカーが参加する。 ソウルを出発してから韓国内の各地を歩き、4月20日に釜山入りする予定。その後、対馬(長崎県)や牛窓(岡山県)、京都などを経由して東京の日比谷公園に向かう。約2000キロの行程のうち、船やバスなどでの移動を除く約1100キロが徒歩。1日平均では約30キロを歩く強行軍となる。 朝鮮通信使は朝鮮王朝による日本への公式の外交使節団で、江戸時代の1607年から1811年まで計12回来日し、往復の途上でさまざまな文化交流が行われた。 【共同通信】
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