福島放送局

2009年4月1日 12時28分更新

医大リハビリセンター再開


改修のため去年9月から閉鎖していた県立医科大学附属病院のリハビリテーションセンターが、心臓の病気を抱えた患者用の設備などを新たに備え1日業務を再開しました。

再開に先立って1日朝は開始式が行われ、県立医科大学の菊地臣一理事長が「患者の早期退院や治療につながるよう、一丸となって頑張ってほしい」とあいさつしたあと、関係者がテープにハサミを入れて再開を祝いました。

県立医科大学附属病院のリハビリテーションセンターはおととし開設されこれまではけがや脳こうそく、それに肺炎などの患者を対象としていました。
改修されたセンターは心筋こうそくや狭心症など、心臓や血管の病気を抱えた患者用の設備も新たに備えています。

このうち心電図を映し出すモニターが付いたサイクリング運動の設備は手術を終えたばかりの患者に負担がかかりすぎていないか確認しながらリハビリできます。
またスタッフの数も、これまでの2倍近い16人に増やしました。

リハビリテーションセンターの矢吹省司部長は、「患者のリハビリをよりきめ細かく支援して、社会復帰や早期治療を手助けしていきたい」と話しています。