朝日新聞東京本社編集局の男性社員(49)が、社内のパソコンからインターネットの掲示板「2ちゃんねる」に部落差別や精神疾患への差別を助長する内容の書き込みを繰り返していたことが分かった。31日、朝日新聞社が明らかにした。
同社広報部によると、男性社員は校閲センターに所属。3月30日に外部からの指摘を受けて調査したところ、男性が書き込んでいたことを認めたという。いつごろから書き込みしていたかについて広報部は「調査中」としている。
男性は社内調査に対し「他の投稿者と応酬するうちにエスカレートしてしまった。釈明の余地はありません」と話したという。
同社広報部は「弊社社員が不適切な書き込みをし、多くの皆さまに不快な思いをさせ、ご迷惑をおかけしたことをおわびします。事実関係をさらに確認した上で、厳正な処分をいたします」とコメントを出した。
毎日新聞 2009年4月1日 1時00分(最終更新 4月1日 1時06分)