むじかもでるな

しろにっき

「花笑」女声三部版

2009-03-30 15:09:48 | 本 お知らせ
花笑の女声版についてはここに書いてありますのでごらんください。

本日岡崎市緑丘小学校の先生から卒業式のときの「花笑」のCDを送っていただきました。最近のは音響もよくなったの?とゆー感じでした。もしかして業者の方が録音された?そんな感じでした。

今年卒業していく生徒さんたちが歌ってくれてます。ある作家の方が「子どもが大人の歌を歌うのはおかしい」と書かれていましたが、あたしはそうは思わないんですね。ピアノ曲だって大人のために書かれたものを子どもが日常的に弾いてますし、コンクールなどではそれが当たり前になってます。

もちろんピアノのコンクールでも素人対象ではなく、子どもの中でもプロを対象としたものに出てくる人たちは、精神的にも大人が多いので、曲を全部理解できなくても大体勘でわかっているのでしょう。全て子ども向けのものしかダメであれば、成長できないです。

合唱の世界はピアノやバイオリンと違って、ほぼアマチュアですから、比較の対象にはならないと思いますが、成長のためには、大人の曲を歌っていいとあたしは思っています。

ただ個人的には誰でも歌える曲ではないと思っています。>花笑 特にヴォカリーゼの部分は難しいです。譜面どおりに歌うこと以上に、バランスなどが大切になってくる。ですから限られた生徒さん、優秀な指導者でないと難しいかもしれません。

CDをお聴きしましたが、子どもが無理して歌っているという感じは受けませんでした。もう6年生ともなると大人なんですね。その年なりの理解力で歌ってくれていました。卒業式まで二ヶ月練習なさったようで、ごくろうさまでした。

また先生のの中で、子どもたちが「歌が終わるまでは泣かないぞ」と頑張って涙をこらえ歌ったことが書いてありました。この歌って泣かせるんですね。

あたしは絶対に泣かないんですけどね・・・曲を書いたりする人間はクールなんです。泣かせどころは考えて書いています。そこで泣かせたら逆に楽しいですね。

それはともかくとして

もうあたしは学校のためには曲は書かないことにしてますが、この「花笑」は、実は初めて学校を考えず書いた曲です。他の曲は、狙って書いています。理由は頼まれて仕事として書いたから。仕事であれば、思ってもいないことを書いて普通なんです。人のためですから。人のために書いてすずめの涙であってもお金をもらうわけですから。

でも「花笑」だけはわがままですが、本音で書いています。自分はバカみたいな曲ばかり書いているわけではないと訴えたかったんですね。

母にも「学校の曲はもう書かない」と言ったら「それがいいかも。あれは作曲専門の人がやる仕事じゃないよね。同じ目線、同じレベルの人がやればいい仕事よね。」と言ってくれまして。さすが80代とはいえ、あたしの母親です。

ずばずば言うと思いますね。

それではまた









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