最終更新: 2009/03/29 21:36

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大相撲八百長報道訴訟 講談社などに総額4,290万円の高額賠償命令 東京地裁

週刊現代が報じた八百長疑惑について、朝青龍と相撲協会などが発行元の講談社などを提訴した裁判で、東京地裁は、講談社などに総額4,290万円という異例の高額賠償命令と、取り消し広告の掲載を命じた。
24日に日馬富士(はるまふじ)に敗れ、さらに26日、大関・琴光喜に敗れ2敗目を喫した横綱・朝青龍。
一部報道によると、25日の取り組み後、記者からある質問をされ、朝青龍は「知らねえよ」、「思い出させてくれてうれしいよ」などと話したという。
26日、土俵の外で角界大注目の戦いが行われた。
週刊現代が報じた「八百長疑惑」。
朝青龍と相撲協会などが、発行元の講談社などを提訴した裁判で26日、判決が言い渡された。
裁判長は「取材は極めてずさんというほかない」と述べ、判決は朝青龍側の全面勝訴となった。
講談社などに、総額4,290万円という異例の高額賠償命令が出され、さらに取り消し広告の掲載も命じられた。
原告・日本相撲協会側の弁護団は「3月5日に続き、再び勝訴判決を受け、喜んでおります」と武蔵川理事長のコメントを発表した。
一方、被告のノンフィクションライター・武田頼政氏は「この(賠償)金額というのは、ちょっときついなという気がします」、「絶対の自信が僕らにはあります。ただ、裁判はある種、ゲームみたいなところもあるので」と話した。
講談社は「判決は、相撲協会に対して、さまざまな改革を求める機会が失われてしまうことを危惧(きぐ)します。控訴に向けて検討します」とコメントしている。

(03/26 19:00)


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