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【法廷から】深酒が原因? 夫を刺殺した“逆DV女”の言い訳 (1/4ページ)
このニュースのトピックス:法廷から
夫婦や恋人同士の間で、男が女に暴力を振るうのが一般的なドメスティック・バイオレンス(DV)だが、最近は女による男への暴力も増えているという。この事件は、日常的に妻が夫に暴力を振るう“逆DV”がエスカレートした末のあきれた結末である。
自宅で夫(45)を包丁で刺して殺害したとして、殺人罪に問われた女(38)は、大阪地裁で25日に開かれた公判で「飲酒のせいで、刺したかどうか覚えていません」と弁解を繰り返した。しかし、女が夫を刺したのは今回が初めてではなかった。
出廷した女は茶髪のロングヘア。かつて大阪・ミナミでホステスをしていた雰囲気が残る。
検察側の冒頭陳述や読み上げられた供述調書などによると、事件が起きたのは昨年5月24日夜。大阪市生野区の自宅に帰宅した女は、居間でうたた寝していた夫に激怒。2階へ逃げる夫を包丁を手に追いかけ、左肩付近を突き刺した。多量出血による失血死だった。
きっかけは1時間前まで2人が飲食していた店でのささいなトラブル。仕事が長続きしないことなどをとがめていた途中、夫が居眠りを始めたことに腹を立て、顔面を殴打。さらに飲んでいた酒を頭からかけるなどして、夫を先に家に帰らせていたのだ。
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