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ソフトバンクモバイル、中古携帯に通話規制 業者が提訴へ (2/2ページ)
このニュースのトピックス:ケータイ・PHS
e社側は「ローン購入の場合、契約時点で所有権は完全に移っており、転売するのは自由のはず。未払いローンの回収は、SBMと最初の購入者との間の問題で、無関係の最終購入者が不利益をこうむる通話規制はおかしい」とSBMの対応を批判。損害賠償訴訟を起こす考えだ。
SBM広報部は「中古販売を認めていないわけではないが、中古携帯は安いかわりにリスクがあることを承知の上で購入してほしい。不正取得端末の利用を制限することは3G契約の約款にも明記しており、問題はない」と話している。
第3世代携帯では、契約者を特定する情報が登録された「SIMカード」と呼ばれるICチップを入れ替えることで、別の端末を自分の電話番号で使うことができる。
NTTドコモも同様の規制を行っているが、現在の使用者が中古ショップなどから正規に購入したことを証明する書面を提出すれば、規制を解除している。一方、auは端末の変更にはSIMカードの入れ替えだけでなく、代理店での登録が必要なため、こうした事例は報告されていないという。