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ソフトバンクモバイル、中古携帯に通話規制 業者が提訴へ (1/2ページ)
このニュースのトピックス:ケータイ・PHS
中古で購入したソフトバンクモバイル(SBM)の携帯電話端末が突然、通話不能になる事例が相次いでいる。ローンの支払いが滞っている端末などでの通話を規制する措置を同社が取っているためだが、中古端末を購入する利用者には区別はつかず困惑が広がっている。大阪市内の中古端末販売業者は通話規制によって所有権が侵害され端末の価値が損なわれたとして、近くSBMを相手取り、損害賠償請求訴訟を起こす。
問題となっているのは、SBMの第3世代携帯(3G)。SBMによると、ローン契約で「頭金0円」で購入されながら、その後、代金や通話料の支払いが滞っている端末のほか、代理店から盗まれた端末などを対象に、通話を規制する措置を取っている。
通話が規制された端末は電波状況を示すアンテナマークが、通常とは違う赤色になり、電話の発信も受信もできなくなる。
中古端末販売業者の「eiYAAA」(大阪市港区)には、同社から購入した端末が通話不能になったという客からの苦情が2月末以降で50件近く寄せられ、別の端末への交換や代金の返還といった対応に追われている。関西の同業他社を含めると、200〜300件にのぼっており、ほとんどの業者はSBMの中古端末の買い取り中止に踏み切ったという。