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「ピストルの弾同士、難しい」 鴻池氏、迎撃困難の認識

2009年3月26日13時39分

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 鴻池祥肇官房副長官は26日の参院予算委員会で、北朝鮮の「人工衛星」が日本に落下した場合に迎撃が技術的に可能かどうかについて、「私はピストルの弾がピストルの弾に当たる、ピストルの弾同士が当たるというのは、なかなか難しいことだなあと思っている」と述べ、迎撃は困難との認識を示した。

 政府筋が23日、「鉄砲をバーンと撃った時にこっちからも鉄砲でバーンと撃って(弾と弾が)当たるか。当たらないと思う」と発言したことを踏まえ、社民党の福島党首が鴻池氏に見解をただした。鴻池氏は当初、「関係閣僚が政府の一致した見解を持っているので、そちらに質問を」としていたが、福島氏が重ねて尋ね、自らの考えを示した。

 福島氏は鴻池氏に「かつてこの発言をされたことがあるか」とも質問したが、鴻池氏は「私からお答えする立場ではない」と述べるにとどまった。

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