ＴＢＳラジオ ストリームが３月で終了する理由を教えてください。やっぱりコラムの...

siden1972さん

「あのひとのあの発言」も問題があると思いますが、「韓国なんかに行かないで、かんぽの宿に行きましょう」というキャスターのコメント（カンコクとカンポをひっかけたジョークのつもり）のほうが、問題視されたのではないかと感じました。
韓国観光公社が番組スポンサーについていることを忘れての発言です。

韓国観光公社の持ち時間は短いとしても、「スポンサーに配慮しないキャスター」ということになると、民放としては致命的、と判断される危険があります。

さらに、「あの人」の非難した先は、朝4時台のほか、番組内の2時45分ごろの枠と、これまでのプロ野球中継のスポンサーになっている”大口”です。
この人を単独でおろしたら、やはり聴取者から非難されます。番組の中の中心をなす枠ですから、番組まるまる取りやめにしたほうが、説明がしやすいでしょう。

それでも、TBSラジオの社長が以前の清水氏（現会長）だったら、出演者をかばったと思います。
「ストリーム」は、2001年10月に始まりました。「9.11」の臨時特別番組に出演した現キャスターのコメントが高く評価され、それまでの昼ワイド番組を、10月まであと2週間という時期に打ち切りを決めて、無理に始めた番組なのです。

が、いまの社長になってからは、「バツラジ」打ち切りにみられるように、面白さよりも効率優先主義のようになりましたから、不効率なキャスターやコメンテーターは、まっさきに切ることになると思います。

局アナがキャスターをつとめる番組に取り換えれば、多くの人が「不景気でスポンサーがつきにくいから」と見るでしょう。
しかし、TBSラジオとしては、そのように見せることで、いまのキャスターと、そのファンの気持ちを害さないように、一応の配慮をしたのだと思います。

もし、4月から別のフリーキャスターや評論家を司会者にすえたら、「だったら、前のキャスターでいいだろ」と反発をまねきます。
局アナで、TBSラジオで以前に一応の実績のある女性アナに変えるのが、無難なのだと思います。