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フィギュア:WBCに続き韓日対決、ヨナ意気込みを語る

 野球での韓日対決は終わったが、フィギュアスケートでの韓日対決は終わっていない。ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)のために、むしろその熱気は高まっている。

 もはや韓国ファンの視線は、キム・ヨナと浅田真央の対決に注がれている。「韓日対決第2ラウンド」の主役たちだ。

 キム・ヨナは24日(以下韓国時間)、米ロサンゼルス・ステープルズ・センターで公式練習を終えた後、宿舎に戻り、WBC決勝戦を韓国が2-3でリードされていた9回裏からテレビ観戦した。

 キム・ヨナは「すごく残念だった。決勝まで勝ち上がったのは大変なこと。これまでご苦労さま。今度はわたしが頑張らなければという思いがする」と、同い年のライバル浅田との韓日対決に対する意気込みを示した。

 同日ロサンゼルス入りした浅田は公式練習終了後、「野球ファンなので直接試合を観戦したいけれどそうもいかない。日本代表を応援する」と笑顔で話した。

 続けてキム・ヨナに対して妙な神経戦を仕掛けた。浅田は「みんな、6分間の練習では自分の演技にだけに集中する。意図的な進路妨害はあり得ない」と、騒動となっていた「練習妨害説」を強く否定した。

 両者はジュニア時代からしのぎを削ってきた宿命のライバルだ。シニアでの対戦は3勝3敗の五分。

 昨年のグランプリ(GP)ファイナルでは、浅田がキム・ヨナ(3位)を制して優勝した。一方、先月行われた4大陸選手権ではキム・ヨナが優勝し、雪辱を果たした。

 今大会は5度も死闘を演じ、最後に優勝をさらわれた「WBCの借り」がある。また「練習妨害説」という問題も絡んでいる。

 キム・ヨナと浅田が対決するフィギュアスケートの世界選手権女子シングルは28日夜に同地で行われる。

ロサンゼルス=チョ・ヒョンサム記者

スポーツ朝鮮/朝鮮日報日本語版

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