小沢氏、民主党の代表職続投へ

　民主党の小沢代表は２４日夜、公設第１秘書の起訴を受けた自らの進退について、代表職を続ける意向を党幹部に伝えた。小沢氏の決断を容認する意見が党内では大勢で、同日中に記者会見して表明する。ただ、小沢氏の説明で国民の理解が得られず世論が民主党から離反すれば、辞任論が広がる可能性もある。

　小沢氏は今回の検察の捜査について、民主党を狙い打ちした「不公正な権力行使」と批判してきた。起訴時点で政治資金規正法違反以外に広がらなかったことも踏まえ、このタイミングで辞任すれば、検察に屈したことになると判断したとみられる。