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東京マラソン中に倒れた松村邦洋さん

　２２日に開かれた「第３回東京マラソン」で、テレビ収録のために出場していたタレントの松村邦洋さん（４１）がコース上で意識を失って倒れた原因は、急性心筋こうそくによる心室細動だったと２３日、所属事務所が発表した。

　松村さんは午前１１時２５分ごろ、スタートから１４．７キロほどの港区高輪のコース上で、一時立ち止まってストレッチをしようとしたところ、突然意識を失って倒れた。すぐさま現場で、マラソン事務局のスタッフと医師による自動体外式除細動器（ＡＥＤ）などの迅速な処置を受け、病院に搬送された。松村さんは搬送中に意識を取り戻したが、検査のために医師が鎮静処置を施し、現在は眠っている状態だという。

　所属事務所は「心疾患には特に急性期に合併症をともなう危険性がある」ことから、現時点では確定した病状を発表できないが、近日中に担当医師が会見し、報告するとしている。【デジタルメディア局】