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Kyoko Shimbun 2009.03.17 News


 猫そっくりの犬? 香川の主婦が発見これは嘘ニュースです

 「見た目は猫にそっくりだが、犬としか考えられない動物を飼っている」という内容の手紙が本紙に届いた。

 手紙の主は香川県さぬき市に住む西山静江さん(57)。西山さんによると、5ヶ月前に友人に猫を譲ってもらったが、育っていくにつれ、犬だとしか思えない行動が目立つようになったと言う。「猫なのに名前を『ポチ』にしたから、自分を犬だと思い込んだのでしょうか…。」と西山さんは悩む。

 記者が見たところ、どこから見ても猫にしか見えない(写真)。具体的にどのあたりが犬なのか尋ねてみたところ、「ポチはキャットフードを食べません。飼い始めたときからおかしいとは思っていたんですけど、試しにドッグフードを与えたらよく食べました。これはどう考えても猫じゃなくて犬だからに間違いありません。」との答えが返ってきた。

 さらに、猫ではなく犬だと主張する根拠を尋ねたところ、「普通猫なら『ニャー』と鳴くはずですが、『ワン』と鳴いているんです」とのこと。実際に鳴き声を聞いてみると、どこにでもいる猫の鳴き声にしか聞こえなかったが、これは記者が「猫に違いない」という先入観でそう思い込んでいるだけなのかもしれない。

 「DNA検査などで確かめるのが一番いいのではないか」と、記者が提案したが「誰がどう見ても100%犬なのだから、その必要はない」と拒否されてしまった。「そんなことより今回の取材はいつ報道されるか、トップ記事になるか」と、しきりに紙面掲載を気にする様子が印象的だった。

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