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阪急百貨店うめだ本店、姿現す 変わるキタの風景

2009年3月10日

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写真建てかえ工事が進む阪急百貨店うめだ本店=大阪市北区、矢木隆晴撮影

 大阪の玄関口、梅田。ここで新たなランドマークになりそうな高層ビルが、姿を現してきた。阪急百貨店うめだ本店が入る新梅田阪急ビルだ。12年春の完成を目指し建設中。「梅田百貨店競争」の主役格の登場が、街ゆく人たちの目をひいている。

 現在、38階までの鉄骨が組み上がっている。覆っていたカバーを1カ月ほど前から外し始め、今月末にはすべて外す予定という。地下2階地上41階建て、高さ約187メートルの計画。13階までを百貨店が占め、上層階はオフィスとして貸し出す。05年に着工。「百貨店部分は、29年に建設された旧ビルの茶色の外壁を参考に、現代的な明るい色調の紫がかったピンクで統一しています」(阪急電鉄)。上層階は白を基調にしている。

 百貨店の売り場面積は、これまでの6万1千平方メートルから8万4千平方メートルになる。内装についても「いるだけで楽しめる百貨店を目指す」(阪急百貨店)という。

 梅田では、ジェイアール大阪三越伊勢丹が出店する新ビルも11年の開業を目指して建設中だ。大丸梅田店も、11年には大規模な増床工事が終わる。阪神百貨店も含め、ここでの百貨店の売り場面積は、現在の1.7倍に広がることになる。(佐藤亜季)

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