(cache) 小沢氏側の「口利き」有無を捜査 西松巨額献金事件 - 47NEWS(よんななニュース)
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  • 小沢氏側の「口利き」有無を捜査  西松巨額献金事件

     西松建設の巨額献金事件で、東北地方の公共工事をめぐる談合の実態解明を進めている東京地検特捜部が、工事受注に絡む小沢一郎民主党代表側の「口利き」の有無を調べていることが21日、業界関係者の話で分かった。

     政治資金規正法違反容疑で逮捕した小沢代表の公設第1秘書大久保隆規容疑者(47)の拘置期限を24日に控え、特捜部はゼネコン関係者らから集中的に事情聴取。談合への関与や違法性のある集金方法がほかになかったかなど、小沢代表側の影響力が発揮されたかどうか確認している。

     小沢代表は「政権交代を阻止する力と徹底的に闘う。屈しない」と検察批判を強めている。

     この事件は、裏金を無届けで持ち込んだとする外為法違反容疑で逮捕された西松建設の国沢幹雄前社長(70)が、ダミーとされる政治団体を使い与野党の有力国会議員らに多額の献金をしていた実態を特捜部に供述したことから急展開。

     特捜部は、同社から計2100万円を受領したのに、政治資金収支報告書にはダミー団体からの献金だと虚偽を記載した疑いなどで小沢代表の資金管理団体「陸山会」会計責任者の大久保容疑者を逮捕した。

     関係者によると、大久保容疑者は否認したが、国沢容疑者が国発注の胆沢ダム(岩手県)工事受注などへの期待から献金したと認めており、小沢代表側への献金総額は10数年で約3億円に上る。

      【共同通信】
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