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最終更新:2009年3月22日(日) 15時50分

米でアフガン増派などに反対する集会

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 アメリカ・ワシントンで21日、7年目に入ったイラク戦争や、アフガニスタンへの増派に反対する集会が開かれました。参加者は、「オバマ大統領は、戦争を終えるという約束を果たそうとしていない」などと訴えました。

 「オバマはイラクから撤退させた軍隊をどこに送るのか? アフガニスタンです!」(演説する男性)

 集会は、イラク戦争が20日で開始から6年を迎えたのを受けて行われ、参加者たちは、イラクから即時に撤退することや、アフガニスタンへの増派をやめるよう、オバマ政権に対して訴えました。

 集まったのは、およそ1500人で、2年前の同じ日に行われた集会と比べるとおよそ7分の1に過ぎません。

 「2年前、ブッシュに反対していた人たちに、オバマの政策の多くが当時と変わっていないことを認識させなければなりません」(参加者の男性)
 「オバマ大統領が当選した大きな理由のひとつは、戦争に反対していたことです」(参加者の女性)

 オバマ大統領は、来年8月末までにイラクから戦闘部隊を撤退させるとしており、国民のおよそ6割がその政策を支持しています。

 しかし一部では、2011年末の完全撤退まで残留する、最大5万人の兵士が戦闘部隊と変わらないのではないかとの懸念や、アフガニスタンに1万7000人を増派することの正当性を問う声もあがっています。(22日10:56)