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林業試験場の女性室長、閉じ込められ熱中症で死亡

3月22日12時7分配信 読売新聞


林業試験場の女性室長、閉じ込められ熱中症で死亡

大平さんが閉じこめられた木材乾燥機(22日午前、鳥取市で)

 22日午前0時15分頃、鳥取市河原町稲常の鳥取県林業試験場の敷地内にある木材乾燥機(高さ2・22メートル、横5・20メートル、縦2・25メートル)の中で、同試験場木材利用研究室長の大平智恵子さん(45)(同市若葉台南)が倒れているのを、捜していた姉(49)が見つけた。

 大平さんは既に死亡していた。鳥取県警智頭署によると、死因は熱中症で、大平さんが乾燥機の中に入って木材の検査中に何らかの原因で出入り口のドアの鍵が開かなくなり、閉じこめられたとみている。

 発表によると、ドアは金属製で、中からはボタン操作で鍵を開閉する仕組みになっていたが、壊れていたらしい。乾燥機はコンテナ型で、内部は温度55度、湿度71%に設定され、ドアには大平さんがドアを壊そうとした際に付いたとみられる傷が付いていた。

最終更新:3月22日12時7分

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