出雲市塩冶町の島根大出雲キャンパスで20日、医学部などの学位授与式があり、医学科や看護学科の卒業生ら計204人が、新たな生活に向け巣立っていった。松江キャンパスでは25日に行われる。
式では本田雄一学長が各学科などの代表者に学位記を手渡し、「若くて柔軟な発想と最新の知識をもって、おのおのの職責と希望をかなえて『医の炎』を燃やし続けていただきたい」と祝辞を述べた。
医学科代表として謝辞を述べた伊勢由香里さん(26)は「私たちはこれから医療人としてそれぞれの道に進みますが、生涯にわたって広い意味での学習を続けることにより、常に自分自身を磨き続けていきたい」と決意を語った。【細谷拓海】
毎日新聞 2009年3月21日 地方版