Print this Post Article Lists Back

『花より男子』と『妻の誘惑』に放送通信委が警告

 人気ドラマ『花より男子』(KBS第2)と『妻の誘惑』(SBS)が放送通信審議委員会から警告を受けた。

 放送通信委員会は18日に全体会議を開き、『花より男子』について「校内暴力など過激な暴力描写とともに、歪曲(わいきょく)された価値観を植えつける恐れがある状況を描写し、放送審議規定を犯した」として、「警告」を議決した。

 また同委員会は『妻の誘惑』についても、「不倫シーンとともに怒声や罵声(ばせい)、暴力などの内容が、家族全員が視聴する時間帯に放送された」として、同じく「警告」を議決。

 警告は「視聴者に対する謝罪」とともに、3年ごとに実施される放送局再認可審査の際に減点要素となる法定制裁の一つ。

 『花より男子』の場合、「男性主人公が女性主人公の家で1泊することを求めた際、女性主人公の両親が二人だけの空間を設けたシーンなど(非倫理的な状況描写)」「女性主人公の通う学校の生徒らが女性主人公に対し消火器を噴射し、生卵などをぶつけるシーン(過激な暴力描写)」などが審議規定を犯したと指摘されている。

 『妻の誘惑』では「堕胎を拒否する前妻を海に引きずり込むシーン(非倫理的状況描写)」「繰り返される怒声や罵声(ばせい)(放送禁止用語)」などが問題点として指摘された。

廉康洙(ヨム・ガンス)記者

朝鮮日報/朝鮮日報日本語版

このページのトップに戻る