February 09, 2009
News Release インフラノイズより音楽録音再生専用USBメモリー「USB-5」新発売
㈱インフラノイズから音楽録音再生専用USBメモリー「USB-5」新発売の案内が到着しました。以下同社承諾のうえ転載します。
ORTHO SPECTRUM
音楽録音再生専用USBメモリー USB-5
インフラノイズの開発したUSBコンバーター USB-101はコンピューターから出力されるUSB信号を一般的なデジタル信号、SPDIFやAES/EBUに変換するオーディオ機器です。
もちろん単に信号変換するだけではありません、USB信号をオーディオ用デジタル信号に変換する途中に、USB-101内蔵の高精度発信器のクロックに置き換えます。コンピューターからのデジタル信号に混じりこんだ大量のノイズをデジタル信号から光に変換途中、除去してから再びデジタル信号に戻します。二つの操作によりコンピューターからのUSB信号はクリーンで高音質な信号に変化します。
この段階でデジタル信号の音質はすでに音源の質を越えておりますが、コンピューターのファイルの場所をさらにUSB固体メモリーに置いた場合は、音源がCDRドライブやハードディスクのような固有メカニカルノイズのあるものではなく、振動のない理想のものとなり、音質は透き通った静寂感のあるものに変化し、情報量はまるでタイムスリップしてマスターテープに戻るかのように増加します。
コンピューターに取り込む音源を市販のCDにして、ハードディスクに読み込んでファイル化して再びUSB-5にファイルを移して再生するなら、再生音は元のCD盤をそのまま再生するより遥かに素晴らしい音質に変化します。CDやハードディスクの回転系の揺れやノイズから開放されたデジタル音楽ファイルの素晴らしさを知る唯一の方法です。
残念なことに市販されているUSBメモリーは音質を考慮されて造られたものではありません。軽量な樹脂製のケースの共振が固体メモリー本来の優れた音質に悪影響を与えています。もし回路基板だけを使用するなら樹脂の共振音がなくなり音質は向上します。
しかし今度は回路基板固有の共振が目立ち荒い音質となってきます。オーディオの常識的なテクニックを用い、金属やダンプ材で共振を止めても逆に利用した材料の固有音がよけいに加わる結果となります。なぜなら固体メモリーはオーディオアンプその他のオーディオ機器に使われる、真空管やトランジスターなどの増幅素子や電子部品と異なり、音響的に極めて単純な共振を持つ記録媒体であるためです。
インフラノズでは固体メモリーを従来の音響部品とは別なものと考え、通常のオーディオ的アプローチとは異なる手段で音楽再生専用のUSBメモリーを開発しました。ヴァイオリンやギターなどの弦楽器が弦の振動をボディに伝える過程で音質をコントロールし向上させる手法を応用したのです。弦の音を増幅するだけでは最終的に価値ある音は生まれません。振動を伝えていく過程での変化が価値が生み出すのです。ヴァイオリンの名器も量産の安価な楽器も構造は同じです。見た目には大きな差がなくてもその価値は大きく違います。
その違いの秘密は木材、年月によるエージング、塗装されているニスなどによるとされています。USB-5はダンプや質量付加のオーディオ的手法で共振を抑制したのではないのでUSBメモリーを単に木製のケースに交換しただけではありません。固体メモリーのチップから始まる音楽信号を大切にしてどのように整えて価値ある音にしていくかという、感覚的かつ精緻な物理的方法を駆使しました。ケースはムクのチーク材と米松でできていますが、形状と大きさはもちろん音質上の理由で決まっています。また仕上げは整音のため艶出し研磨が出来ず、また塗装、ワックス仕上げも問題があるため施していません。
メモリー本体にコンピューターの冷却ファンなどの振動を伝えないためにケーブルが付属しています。音質を変化させるためのケーブルではありませんが、100%のウールを編んだ外被を採用するなどUSBケーブルによる音質劣化を最小にとどめるよう努力しました。
USB-5はUSBコンバーター USB-101と組み合わせて初めて100%の性能を発揮します。しかしUSB-5単体での性能としても大きなものがあるのも事実です。USB-101を使用せず、USB端子のあるオーディオ機器やコンピューターに接続しても大きな音質改善が起こります。
極端な例ではありますが、ごく普通のノートパソコンやデスクトップパソコンのUSB端子に接続して、パソコン付属のスピーカーからの再生音をお聴きください。とても驚かれることでしょう。しかしその変化はUSB-101との組み合わせで得られる音楽的な音質向上とは異なり、どちらかというとオーディオ的な音質の向上にすぎません。USB-101なしでのUSB-5の使用は弊社としてはとても残念なことで、お勧めはできません。
[USB-5規格]
●ケーブル付属USBフラッシュドライブ
●容量 4GB
●電源電圧定格 5V
●使用温度範囲 10℃-40℃
●インターフェース USB2.0/1.1
●動作環境 USBポートを搭載したオーディオ及びコンピューター機器
● 構造 整音済木製ケース 音質対策USBケーブル
● 主な機能 音楽データー保存
●付属ケーブル 170mm(端子含む)
●外形寸法 126(W) X 31(H) X 13(D)mm
●重量 48g
●価格 ¥19,000.- (税別)
注:木製ケース本体の材質及び形状は予告なしに変更されることがあります。
●商品のお問い合わせは、
株式会社インフラノイズ Tel06-6336-5005、Fax06-6336-5007
〒561-0812 大阪府豊中市北条町1-3-1 いかりビル
February 9, 2009 12:09 PM [ Audio ] ↑TOP↑
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コメント [戻る]
「音が変わるわけない」という"信念"だけでものを言うって、
ごく普通に考えて非科学的な態度ですが、
そんな人ほど、自分は科学的だと思いこんでるみたい。
まともな科学者は現象そのものを簡単に否定しないし、
既成の理論の限界も判った上で発言します。
投稿者 Aquirax : February 13, 2009 11:39 PM ↑TOP↑
比較試聴する気にならない?;見た目しょぼいかも
投稿者 2chねら : February 13, 2009 11:04 PM ↑TOP↑
同じファイルでHDDでの再生とUSBでの再生とを比べれば
普通のパソコンのスピーカーでも違いが分かりますけどねぇ。
違わないという人は本当に比較試聴をしているのかな?
投稿者 TK : February 13, 2009 10:26 PM ↑TOP↑
音が変わるか否かはまだしも、デザインに興ざめするわな
投稿者 ◆V3/DONjiko @変態仮面V3φφ ★ : February 13, 2009 10:09 PM ↑TOP↑
こんな時代に突入しました。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20090213-00000006-oric-ent
投稿者 Ken : February 13, 2009 07:17 PM ↑TOP↑
USB-5、検索かけますとmixi日記からブログから、
あちこちで話題になっております。ものすごい反響です。
ですがその殆どが、「音が変わるわけない!」というものでした。
一生懸命書いてくださった皆さん残念でした、皆さんのほうが間違っております。
音はしっかり変化いたします。CDより音良くなります。
投稿者 Master : February 13, 2009 06:38 PM ↑TOP↑
パーツ変わっても音が変わらん例ですが、
ヴィオリンの名器がそれにあてはまります。
ストラディヴァリやガルネリをいくつも集めて
録音したレコードを聴いてみますと、個性は違えど
同じ狙いの音がします。木材や構造や、寸法、年代が
違うのに同じ(音の価値感が一定している)音がします。
名器の寸法を正確に調べてデッドコピーを造る人が
います。完全に考え方が間違っていると思います。
オーディオでも間違った常識の一つに良い音のパーツ
を集めてアンプを作ると良い音になるというのがあります。
たしかに安物のパーツばかりで作ったのと比べたら
良い音かもしれないけど。こう考えたらいかがでしょうか。
最良の昆布と、手造りの醤油とか良い材料を
集めて料理すれば美味しいものが出来るのでしょうか?
素材が主となるものなら美味しいものもできるでしょうが、
手の込んだ料理だと全くそうは行きません。
楽器も料理も、オーディオも結果は感覚的なことで
判断されるので理屈で混ぜ合わせても結果が
上手くいくとは限りません。ただ好きずきの世界なので
素材の味だけに耳がいくなら、良い音のパーツを
集めた音響機器はやっぱり良い音だとなるのかも?
スピーカーでもJBLとかは同じことですね。今も昔も
どれもJBLの音がする。最近のタンノイなんかは
どうなんだろう?
投稿者 Ken : February 13, 2009 01:19 PM ↑TOP↑
補足
ただしこれにも例外があって、たとえばアンプの製作者なり、システムのオーナーなりが、巧妙なチューニングを施し、
コンデンサーや線材などのパーツが変わったことによる悪影響を、最小限に抑えることは可能かもしれません。
そういう意味では「音は変わらない!」かもしれませんが、たぶん違うでしょうね(^^;
インフラノイズ製品も、ロングセラーの物とかは、
たぶん内部の部品も多少変更になってるだろうと想像しますが、
個体差のないように十分な配慮がなされています。
三年前に買っても今年買っても、DAC-1はDAC-1の音が保障されている。
こういうことなら、「パーツが変わっても音は変わらん」といって差し支えないと思います。
投稿者 Master : February 13, 2009 12:58 PM ↑TOP↑
K島さん、そうそう、そうなんですよね~。
オーディオ機器を性能が高いか低いかでしか捉えられないから、
そんなもんで音が変わるわけないと思ってしまう。
変わるっちゅーのに(^^;
今回もきっと、「あんなもので騙されるとはアホな連中だ」とか思われてるんだろうなー(笑)
投稿者 Master : February 13, 2009 09:23 AM ↑TOP↑
ラジオ技術で思い出しました。
かなり以前ですが、同紙のレギュラーライターで真空管アンプの大御所の某氏が、
「コンデンサー等の部品如きで音が変わるのは回路設計がお粗末な所為であって、
俺様が設計するアンプでは音は変わらない!」と豪語してましたっけ・・。
投稿者 K島 : February 12, 2009 10:00 PM ↑TOP↑
3月1日(日)またまたUSB-101、USB-5
のデモが上新電機で行われるようです。
http://joshin-audio.jugem.jp/?eid=116
投稿者 Master : February 12, 2009 11:28 AM ↑TOP↑
電源ケーブルで音が変わったり、
電源コンセントで音が変わるほうが
もっと不思議だと思うけど。
それとも既成事実になれてしまうだけなのでしょうか?
ラジオ技術というオーディオ誌では以前、信号ケーブルで
音なんか変わるわけないよ、という特集がありました。
投稿者 Ken : February 12, 2009 09:48 AM ↑TOP↑
同じデータなのに、なんでUSBメモリとHDDで音が違うんでしょう??
とっても不思議ですねえ(^^;
普通に考えたら、パソコンからUSB-101まではまったく同じデータがきてるハズなんですが、
当店でも裸メモリーにコルク栓を咬ませると、スッと音場が広がります。
いったい何が起こってるんだろう??
投稿者 Master : February 11, 2009 03:21 PM ↑TOP↑
期待のものがいよいよ発売ですね。
楽しみですね~♪
おっと、その前にUSB101をどうにかして入手しないといけないな(^^ゞ
投稿者 大@神戸 : February 9, 2009 09:05 PM ↑TOP↑