辞職勧告書「思いは弁護士に伝えた」

辞職勧告書

18日 全協で市長の意向を報告

西尾市の土地利用をめぐる汚職事件で、受託収賄罪で市長の中村晃毅被告(71)が起訴されたことを受け、市議会が議員有志21人の署名を添えて、市の顧問弁護士を通じて13日付で本人に届けた「辞職勧告書」について18日、本人からの意向が弁護士から岡田隆司議長に伝えられたことから、臨時の議員全員協議会を開き、中村被告自身の意向について、岡田議長から報告されることになった。
市議会では、3月定例会初日に辞職勧告決議を否決したものの、中村被告が「起訴されても自分は潔白であり辞職する考えはない。市長不信任決議が可決されても退任するつもりはなく、市議会を解散することになる」とする意向が伝えられる中、再度、自発的な辞職を促すため、法的拘束力を持たない「辞職勧告書」を市の顧問弁護士を通して本人に届けていた。
本人からの意向を踏まえ、改めて不信任決議案の取り扱いについても協議される見通し。


*詳細は三河新報3月19日付