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その人がいるのは、インドネシア、 マドゥラ島のバンケス村。
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村人に話を聞いてみると、
「あぁ、ブンカスさんだね。
あの人はオレは生まれる前から
一度も家から出てきた事がないって聞いてるよ
オレは35歳だけど…。」
なんと、35年以上出てきてないのか!!
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「あそこに住んでるよ。」と、
男の指差す方向をみてみるが、
家などない・・・
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「違うよ、あの木の上、あそこが彼の家だよ」
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なに!これが家?
本当にこんな所に人が住んでいるのか!?
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NO1メーカー「こんにちは!」
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すると・・・動いた!!
確かに人間が中にいた!
NO1メーカー「あのー、ブンカスさん?」
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ブンカス「(ニッコリして)どうも」
いい人そうだぁ?
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木の家の主、ブンカスさんは、
30歳の時に奥さんを亡くして以来、
木の上に住みつき、
それから35年間、一度も降りたことが ないという。
一体なぜ、こんなところに住んでいるのか?
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「元々低かった時に住み始めたのが、
木が伸びちゃって降りられなく
なっちゃったんだよ」
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つまり35年前は低かった木が、すくすくと育ち、
今では、家のある位置は地上20メートル。
これでは、確かに降りたくても降りられない。
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ところで、この家、中は一体どうなっているのか、
NO1メーカー
「カメラで家の中を撮ってもらってもいいですか?」
すると、ヒモが降りてきた。
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我々は小型カメラをヒモにくくりつけ、
それで家の中を撮影してもらう事に。
ブンカスさんのお宅訪問!!
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「なんじゃ、これは、、、どうすんだ、、、」
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「あ?、こうかぁ。ん、誰だこいつは。」
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「これはオレか?」
「なんでこんなにハゲちまってんだ!」
家の中に鏡がないブンカスさんは、35年ぶりに
見る自分の髪が薄くなったのに驚きを隠せない。
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さらに、家の中を撮影してもらった。
屋根や壁の隙間には、ナイロンを貼って 風をしのいでいる
ようだ。
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ラジオがあった。外の事も気になるようだ。
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そしてさらに、、、時計もあった。
時間の事も気になるらしい。
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しかし、今一番気になるのは やっぱり髪の毛のようだ。
「なんでハゲちまってんだ!」
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と、そこへ子供が何かを運んできた。
袋の中を見せてもらうと…おいしそう!
孫「おじいちゃんのご飯だよ」
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彼はブンカスの孫。
こうして本家からやって来て、
毎日おじいちゃんの世話をしているのだ。
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その時、大勢の人がやって来た。
これは一体何事か?
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「ブンカスさんに、お守りもらおうと
思ってきたんだよ」
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高い所に、長い間住み続けてきたブンカスさん、
今では生き神様としてあがめられ、遠くから
お守りを貰いに多くの人が訪れると言う。
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「これを財布の中に入れときなさい」
と、お守りを降ろして来た。
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その中には、文字のようなものが。
実は、元々アラビア語の先生だったブンカスさん。
お守りに書かれているのはアラビア語の ありがたい言葉なのだという。
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「これでお金が貯まるのよ、ハハハ」
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こんなに村の人々に慕われているブンカスさん。
彼は、これからも下に降りて来る気はないのだろうか?
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すると、娘さんがこんな話を聞かせてくれた
「少しでも天国のお母さんの近くにいたいから、
あんな高い所にいるの。
お母さんの声が聞こえるんだって」
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おお、これこそ、まさに究極の愛!
頑固に亡き妻への愛を誓い続ける ブンカスさんこそ
No.1にふさわしいではないか!
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我々は、彼にナンバーワントロフィーを 進呈する事に
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「ありがとよ!」
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深い愛とともに木の上で生活し続ける
ブンカスさんが、スーパーじいさんの
第一位に決定!!
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