旧左翼フネス氏が勝利宣言 エルサルバドル大統領選【サンサルバドル15日共同】中米エルサルバドルの大統領選の投開票が15日行われ、選管の得票率の暫定集計によると、野党の旧左翼ゲリラ政党ファラブンド・マルティ民族解放戦線(FMLN)のジャーナリスト、マウリシオ・フネス氏(49)が開票率85%の段階で2・2ポイントリード。フネス氏は同日夜「人生で最も幸せだ」と述べ、勝利宣言した。勝利が確定すれば、1992年の内戦終結以来、大統領選でFMLNが勝つのは初めて。 選挙は、フネス氏と、サカ大統領与党の親米右派、民族主義共和同盟(ARENA)の元警察長官ロドリゴ・アビラ氏(44)との一騎打ち。アビラ氏が勝てばARENAが89年以来5期連続で政権を担当することになる。 新大統領は6月1日に就任し、任期は5年。 エルサルバドルでは80-92年の政府側とFMLNとの内戦で約7万5000人が死亡した。 【共同通信】
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