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■2008年09月04日（木）
さっきまで書きかけた記事が消えたので
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以下くだらないことを書きますが、「風の谷のナウシカ」における「モスラ」の影響を忘れてはなりません。
今日では「ナウシカ」の元ネタというと、「地球の長い午後」「デューン・砂の惑星」「アルザック」あたりに求めるのが定説ですが、ここに「モスラ」を加えないのはどうかという主張なわけです。
王蟲とモスラ幼虫のわかりやすい類似はもちろんですが、「放射能に犯され、防護服を着ないと入れない楽園」「菌類の森」など、いくつかモチーフが共通しますね、
1961年というから、宮崎駿は当時、学習院の学生だった頃。原作を一部担当した堀田善衛も、宮崎駿が傾倒していることで知られています。「インドで考えたこと」が1957年ですからその流れも考えられるかと。
そもそも宮崎駿は「メカニックモンスター」とか「やぶにらみの暴君」とか
気に入ったモチーフはほぼそのまんま流用する傾向があるので、これもそうした一例ではないでしょうか。
そういや、「未来少年コナン」の後半に登場する大型フライングマシンも、小松崎茂「地球ＳＯＳ」のヘルメットワームにかなり似てますしね。
本当は「横シューと絵巻物」という、なかなかアカデミックな記事だったんだけどまあいいや。 | | |
