■2008年06月13日(金)
マンダラ的なもの
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えーこんにちはゾルゲールです。 今日はマンダラのお話などしましょう。 私は世界地図とか脳地図とか、天球図とか人体図とかが大好きなんですが、これは要するに、何かの世界の、その本質を一覧できるように図示した、という意味でマンダラ的なモノと言えます。 実際の仏教におけるマンダラの内容は、いかにも東洋的な茫洋としたもので、個人的にはそれほど価値を見出さないのですが、それでも両界曼荼羅のコンセプトなどは最高にクールだと思いますね。 わしにしてもオリオンのかなたをのぞくなど初めてのこと、やはり不遜じゃったか。 小さなロムの中に一つの世界が収まったゲームというのも、実は多分にマンダラ的であって、私がゲームを偏愛するのも、そこらへんに理由の一つがあるように思います。 関係ないけど、先日作った「ブラック・ジャック火の鳥編」というゲームに、この手のマンダラ系ネタとして「エプストルフの世界図」を入れてみたんですが、これが見事なくらい反応がゼロでした。世界を神の肉体に擬すという、実にイカしたコンセプトで描かれた世界地図で、ブラック・ジャックのケレン味にはピッタリじゃないかと思ったものの、やりすぎだと言われちゃいました。 でも、手塚先生だったらこれくらいのブっ飛んだネタは逆にガンガン入れてきたんじゃないかと思うんですよね。なかなか難しいものです。 オカルト大好きな人には、ルイセンコ学説とツングースカバタフライも入れてあるよ。 | | |