極秘プロジェクトZ 開発日誌

■2008年06月13日(金)  マンダラ的なもの
えーこんにちはゾルゲールです。
今日はマンダラのお話などしましょう。
私は世界地図とか脳地図とか、天球図とか人体図とかが大好きなんですが、これは要するに、何かの世界の、その本質を一覧できるように図示した、という意味でマンダラ的なモノと言えます。
実際の仏教におけるマンダラの内容は、いかにも東洋的な茫洋としたもので、個人的にはそれほど価値を見出さないのですが、それでも両界曼荼羅のコンセプトなどは最高にクールだと思いますね。
わしにしてもオリオンのかなたをのぞくなど初めてのこと、やはり不遜じゃったか。
小さなロムの中に一つの世界が収まったゲームというのも、実は多分にマンダラ的であって、私がゲームを偏愛するのも、そこらへんに理由の一つがあるように思います。
関係ないけど、先日作った「ブラック・ジャック火の鳥編」というゲームに、この手のマンダラ系ネタとして「エプストルフの世界図」を入れてみたんですが、これが見事なくらい反応がゼロでした。世界を神の肉体に擬すという、実にイカしたコンセプトで描かれた世界地図で、ブラック・ジャックのケレン味にはピッタリじゃないかと思ったものの、やりすぎだと言われちゃいました。
でも、手塚先生だったらこれくらいのブっ飛んだネタは逆にガンガン入れてきたんじゃないかと思うんですよね。なかなか難しいものです。
オカルト大好きな人には、ルイセンコ学説とツングースカバタフライも入れてあるよ。

■2008年06月12日(木)  T名網です。
そんなことより今日も卵の話をしましょう。
映画における卵で忘れられないのは、セルゲイ・パラジャーノフの「スラム砦の伝説」です。
一行で説明すると、救国のために人柱となって砦に埋められる男の話なんですが、セメントの硬化剤のつもりなのか、パラジャーノフ一流のコラージュなのか、砂利に大量の卵を混ぜこむ大変印象的なシーンがあるんですな。
パラジャーノフは旧ソヴィエトに目をつけられ、長らく弾圧されていたためか、「ざくろの色」以降の作品には正直精彩を欠くようにも思えるのですが、それでもやはりハッとさせるカットが多数あります。
そういえば、長らく絶版になっていた「火の馬」のDVDも新しく出ますね。
以前、わざわざ吉祥寺まで見に行っ時に、偶然鴨志田穣のサイン会に行きあったことが強烈に印象に残っています。
あれはもう、彼の死の直前だったんじゃないかと思うんですが。すっかり小さく縮んでしまって、うつむき加減の鴨志田の傍らに、甲斐甲斐しく付き添うサイバラおばちゃんが、もう最高にフィンガーリッキンでしたね。
日本書紀におけるスサノオの「辛苦みつつ降りき」に真の男の姿を見るというのは隆慶一郎ですが、私はあのときのサイバラに、むしろスサノオを見たような気がします。
卵とあまり関係ないですが。

■2008年06月12日(木)  映画の中のゲームネタ
えーこんにちはゾルゲールです。
今日は映画の中のゲームネタなどご紹介しましょう。
まずインベーダーですと「Mr.BOO」が有名ですが、意外なところでは宮崎駿監督、「ホームズ」(ちっちゃなマーサの大事件)「カリ城」などで、なぜかインベーダーネタを盛り込んでおられます(「カリ城」はカゲ勢ぞろいシーンで、絵コンテに記述がありますね)
これは流行りものを入れてみよう、という以外の意図はあんまりないかもしれませんが、「新ルパン」ではそのものズバリの「インベーダー金庫は開いたか」なんてのもありましたな。
「うる星2」の同時上映で腰が抜けた吉川晃司「すかんぴんウォーズ」では、ケンカのSEがなぜかギャラクシアンだったのも懐かしい思い出。
「スーパーマン3」「T2」「ロボコップ2」あたりはもちろん定番ですな。
通なところでジャッキー・チェンがチュンリーに扮した「シティーハンター」のインパクトは忘れられません。
「ノーライフキング」の、X68がズラっと並んだ学習塾なんてのも脳汁出まくりですね。なんてカッコいいんだ!

■2008年06月12日(木)  オレの名は死雄也(しおや)
オッス!オレの名は死雄也(しおや)!
最近はゲーム業界もパッとしないが、今日はそのカラクリを説明してやる。
そんなのセガだけだと?
馬鹿めッ!
教えてやろう!セガこそがゲーム、ゲーム業界とはセガの地上に顕現されたそのお姿なのだッ!
なんと尊い!なんと素晴らしきその御姿!
このような至高の存在が、よもやパッとしていないはずがない!
そこになんぞ説明が必要であろうか(反語)
オレの名は死雄也!
次回もオレが仕切らせてもらうぜ!

■2008年06月11日(水)  オレの名は死雄也(しおや)
オッス!オレの名は死雄也(しおや)!
16BITの心を持つ男!
今日はメガドライブの凄さを教えてやろう!
メガドライブはもちろん最高だ、なんたって「メガ」に「ドライブ」だ。
この凄さ…わかるだろう。
英語だとさらに「Mega」「Drive」、略称は「MD」だというから、さらに凄い。
これに比べたら、世間のほとんどのゲーム機が実際大したことはないということは火を見るよりも明らかだ。
わざわざ火なんか見るな。目を悪くするぞ。
オレの名は死雄也!
次回もオレが仕切らせてもらうぜ!

■2008年06月10日(火)  オレの名は死雄也
オッス!オレの名は死雄也(しおや)!
今日からゾルゲールに変わってこのブログを仕切らせてもらう謎の男!
このブログを読ませてもらっていたが、
ヌルいッ!ヌルすぎるッ!
こんな気の抜けた文章で、どうしてエレクチオンしないのーッ(反語)!
これからはこの死雄也が、まさに死に臨むがごとき雄を示すものなり法隆寺。
ゾルゲールなど、所詮オレの手駒の一つに過ぎんことを、これから証明して見せよう。
まず手始めに、ゲームギアがどれだけ素晴らしいか、それを再教育してやる。
ゲームギアが最高なのは縄文時代から明らかだが、それを決定づけてるものが何か、諸兄らは意外にも知ってはいない。
教えてやろう。それは手触りだ。
今すぐ神棚のゲームギアを手にとって撫でるんだ(当然あるだろう)
四万十川の清流に磨かれた石を思わせる、何という滑らかな、一種官能的な曲線!
これだ、これがゲームギアだ。
何ちゅうもんを食わせてくれはるんや…!
わざわざ食うな。危ないぞ。
オレの名は死雄也!
次回もオレが仕切らせてもらうぜ!

■2008年06月10日(火)  セガゲームの色彩 (その3)
えーこんにちは、ゾルゲールです。
セガゲームの色彩について続きです。
512色の次に来たのが、4096色、32000色、65000色、26万色という、まあハイカラー、フルカラーの時代です。
本来ならハードスペックの向上は喜ぶべきなのですが、実はこれには功罪ありまして、ぶっちゃけて言うと、ドット絵で32000色以上というのは、なかなか使いこなせないんですな。
絵の下手な人が細かく書き込むと、かえってヘタがバレるんですが、表現力の向上に、描き手の実力が露呈しはじめた時代でもあります。
売る側としてはもちろん多色を目立たせたいので、そういう絵作りを心がけるんですが、小さなオブジェクトに細かな色をちまちま載せても、絵としてまとめることが難しいのです。普通はせいぜい明度を落としたグラデをかけるくらいですな。
結果どうなるかというと、とにかく画面全体にグラデをかけまくったような絵になるわけで、スペハリの何だかわからん空などが好例と言えましょうか。もっともこれは誰も見たことのないファンタジーゾーンという意味では成功していますね。
実際当時あんな絵誰も見たことがなかったし。
また、セガっぽいといえば、「どんなに微妙な色が使えても空は真っ青(セガブルー)」とかが有名ですが、これは色彩の氾濫するアーケードでは「目だったモン勝ち」なわけで、微妙な色を使っても客にアピールできないというのが大きいかと思います。
結局、フルカラーを活かそうと思えば、人力でドットを打つより実写素材の取り込みとかのほうがはるかに効果的なんですが、この路線はポリゴンの登場によって、主流化する前にすたれちゃいましたね。「新忍伝」とか、いろんな意味でもう最高なんだけど。

■2008年06月09日(月)  弟の嫁です
こんにちは。私がその弟の嫁です。
身長は145cmですが、私の戦闘力は53万です。
しかもあと三回の変身を残しています。

■2008年06月09日(月)  テスト書き込み2
兄の身長、170cm(自称。たぶんリアルは160cm)。

僕の身長、182cm。

弟の身長、210cm以上(計測不能)。

弟の嫁の身長、145cm。

なんかもう、人生において体格なんてどうでも良い気がしてきた。

■2008年06月09日(月)  テスト書き込み
あまりにも部屋がモノであふれかえっていたので、
最近話題の片付け代行サービスに見積もりをお願いした。
電話だと、「1DKなら水まわりと合わせて4万円未満です」とのことだった。

昨日、実際に部屋を見て最終見積もりをしてもらった。
見積もりに来たスタッフさんは、部屋を見てあきらかに動揺していた。

渡された電卓には、
「79800円」という到底理解不能な数字が映し出されていた……。

悲しいことに、すべて事実でありノンフィクションであり
実在の人物や出来事とは一切関係ございません。



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