3月14日 朝日新聞だけ報じた「次期型プリウスは205万円」という根拠の無い記事、TVやネットなどで取り上げられ、驚くほどの認知度となった。ほとんど人が信じている様子。「トヨタ本気ですね!」みたいなことを言うギョウカイ人すらいるくらいですから。このネタで得するの、誰だろう? 聞けばインサイトを買おうとしている人の中に「もう少し待ってみようか」みたいな動きが出てきたそうな。
確かに納期3ヶ月と言われているインサイトなので、5月中旬デビューのプリウスを待ってから買ったっていいということなんだろう。トヨタというメーカー、私が接する部門の人たちは、皆さんプライドを持っている。インサイトの好調ぶりを見たって全く気にしていない。されど知らない場所に役人気質みたいな人もいるのかも。「表で頑張っている人と、裏で様々な策を練ってニタニタしてる部署がある」、ということです。
まぁ受注停止をしているプリウスのTVコマーシャルを流そうなんて考え方、表の人ならしないワな。ホンダの気持ちよさは、こういった策をしない点にある。だからこそ人気あるのだろう。もちろんトヨタの戦略だ、と書く気などない。それこそ根拠ないですから。ただ205万円が間違いだというなら、公式にリリースを出せばいい。出すまではインサイトの足を引っぱり続けることになる。日本人は判官びいきだ。 <過去のTOP記事はこちらでお読みください>
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