平塚市のダイオキシン類検出：全焼却炉使用不可　市長ら、ごみ減量呼び掛け　／神奈川

　◇駅周辺で
　ダイオキシン類が検出されたため環境事業センターのすべての焼却炉が使えず、ごみ処理ができなくなっている平塚市は１３日、大蔵律子市長と職員約４０人がＪＲ平塚駅周辺で、市民にごみの減量を呼びかける緊急キャンペーンを行った。
　同市の可燃ごみは１日当たり２００トン前後が排出されている。現在はごみの焼却処理ができないため、同センターの施設内に１５００トンを超えるごみが山積している。
　キャンペーンでは「ごみの減量にご協力ください」「生ごみの水分をもうひとしぼりしてください」などと書かれたチラシ約５０００枚を配り、ごみ処理の緊急事態をアピールした。【渡辺明博】

３月１４日朝刊

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