25〜39歳男性のうち非正規社員でこの5年間に結婚した人の割合は12%で、正規社員(24%)の半分にとどまることが、厚生労働省が11日に発表した「21世紀成年者縦断調査」で分かった。収入面でも、「100万円未満」の男性がこの3年間に結婚した割合は8%と、「400万〜500万円未満」(21%)の半分を下回った。
02年10月末時点で20〜34歳だった男女を毎年追跡調査。6回目の今回は07年11月に実施、25〜39歳になった1万4466人から回答を得た。
女性で結婚した割合は、非正規社員が25%、正規社員が28%だった。収入でみると、「100万円未満」が15%なのに対して、「400万〜500万円未満」は22%。就業状態と収入のいずれでも、男性より差は小さかった。