侍、苦渋 韓国に0−1「これが野球」 WBC1次ラウンド・A組
第2回ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)1次ラウンドA組最終日は9日、東京ドームで行われ、日本は0−1で韓国に競り負け、2位で2次ラウンドに進んだ。
日本の先発岩隈(楽天)は六回途中1失点で降板するまで好投。その後は杉内(ソフトバンク)やダルビッシュ(日本ハム)らが抑えたが、打線が韓国先発の奉重根を攻めあぐね、その後も決定打が出なかった。両チームは試合後にチャーター機で渡米した。
両チームは2次ラウンドで、キューバ、メキシコ、豪州、南アフリカで争う1次ラウンドB組の上位2チームと準決勝進出をかけて対戦する。
◇
◎雪辱に「意味がある」
韓国が投手戦を制し、7日の大敗の雪辱を果たした。金寅植監督は「1次ラウンドでの1、2位は大きな意味はないが、(日本との戦績が)1勝1敗になり今後、いい試合ができると思う。この勝利は非常に大きな意味がある」と胸をなで下ろす。日本戦の登板を志願した先発の奉重根は、緩急をうまく使った投球で5回1/3を3安打無失点と好投。奉重根は「球に力を込めて投げた。米国でもいい試合をしたい」と2次ラウンドへの抱負を語った。
◇
◎負けても自信に
WBC初先発で5回1/3を1失点。負け投手となった岩隈は、決勝点を奪われた四回について「あの(先頭の)四球が…」と悔やみながらも、「平常心で自分の力が出せた」と振り返った。降板時は捕手の城島(マリナーズ)と握手。「リードで助けてもらったし、一緒の気持ちで戦えたので」とうなずき、「きょうの試合は自信になった」と成果を口にした。
◇
◇1次ラウンド・A組1位決定戦
(東京ドーム)
韓 国 000 100 000−1
日 本 000 000 000−0
勝 奉重根
S 林昌勇
敗 岩隈
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