最終更新: 2009/03/09 11:57

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「SSRI」と呼ばれる抗うつ薬を服用した患者が人を傷つける行動を起こした例、42例報告

「SSRI」と呼ばれる抗うつ薬を服用した患者が人を傷つける行動を起こすなどした例が、2004年から2008年までに42例報告され、厚生労働省が因果関係の調査を始めた。
SSRIと呼ばれる抗うつ薬には、「パキシル」、「ジェイゾロフト」、「デプロメール」、「ルボックス」の4種類があり、これらを服用後、人を傷つける行動を起こすなどした例が、2004年から2008年までに、厚労省に42例報告されたことがわかった。
そのうち、人を殴るなどしたのは5例で、殺人事件も1例発生している。
過剰な興奮状態の人が服用すると、こうした症状を引き起こす可能性があるとされ、薬の説明書には、「そう病の既往歴のある患者には慎重投与」との注意が記載されている。
厚生労働省は、因果関係の調査を始め、さらなる注意喚起について検討している。

(03/08 00:39)


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