小沢一郎民主党代表の政治団体が準大手ゼネコン「西松建設」(東京都港区)から違法献金を受けていた疑いが強まったとして、東京地検特捜部は3日、政治資金規正法違反容疑で、小沢代表の資金管理団体「陸山会」会計責任者の大久保隆規秘書と同社前社長国沢幹雄被告(70)ら2人を同日中にも逮捕する。特捜部は同日、東京都港区にある陸山会の事務所に家宅捜索に入った。
関係者によると、西松建設はOBの政治団体をダミーに与野党幹部らに多額の違法献金をしていたが、会計責任者は献金が同社からの献金だと認識していた疑いがあるという。
[時事通信社]