今日見たらタイトルが変っていた。誰かに怒られたんだろうか?
はてなブックマークに残ってるタイトルは「フグ肝っす!」である。本文も少し残っている。
河豚の肝です。ポン酢に入れまくって刺身を食べました!さすが臼杵です。これで一人一万円とちょっと。わざわざ東京から飛行機に乗って食べに来る人もいるそうです。たしかに航空券代を考えても、このクオリティでこの値段は東京ではありえないなあ・・・・。なんという不見識。いや、私は河豚の肝を食べるなとは言わない。そういう食習慣を持った地方があっても良いとは思うが、それを得意げにブログに書く神経が不見識だと思う。
で、興味本位で検索してみると…
・ふぐ 肝 臼杵 - Google 検索
・ふぐ 肝 大分県 - Google 検索
出るわ出るわ、食品衛生法違反のオンパレードである。しかもトップに出る記事には「全国広しともふぐの肝を食べれるのはここ大分県だけなのである。」とある。アホか。ご丁寧に春光園という店の表記まである。烏滸の沙汰であります。
河豚の肝を常連客にこそっと出す店は、あっても良いと思いますよ。しかし、店も客も違法だと認識し、その上でこそっと食べる、そういうのは良いでしょう。しかしそれをブログに書くなよ、店もそれを「売り」にするなよ、それは飽くまでも違法行為なんだから。
で、馬鹿馬鹿しいことに河豚肝を供している違法店舗リストなんていうのも一発で出てくる。
・ふぐ 肝 - Google マップ - 地図検索
これはいくらなんでもひどいだろう、と思って厚生労働省にメールで問い合わせたんですが、5日経っても返信が来ません。黙殺か?
いや、これを厚労省が黙認してるっていうのならひどい話だなあ。米にカビが生えてたってレベルじゃないですよ。だってまんま毒物の提供を認めてるって事だからね。それより怖いのは「大分県ではふぐの肝食って大丈夫」という完全なデマゴギーが広まってるということですよ。いや、怖い話だと思う。
で、本当のところはこんな感じなんじゃないすか。
・「大分ではフグの肝が食える」F(?)AQ
店はともかく消費者が知らないことはあるだろう。