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最終更新:2009年3月5日(木) 9時55分

アフガン若者ら日本でドキュメンタリー

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 映像の制作を通して日本を知ってもらいたい。国際交流基金の招きでエジプトなど3か国の若者が来日し、「日本の今」をテーマにドキュメンタリー作りに挑みました。制作活動を通し描かれたものとは。

 「掛け持ちでやって(収入は)月15万円くらいですかね、今は」。2つのアルバイトをしながら、ボランティアにやりがいを見出した女性を描いたこのドキュメンタリー。遠い国から来た若者が撮影したものです。

 ラフィック・ファヒムさん(23)。アフガニスタンで映像を学んでいます。ラフィックさんは、日本の今を表すテーマとして「フリーター」を選びました。

 「(取材した女性は)アルバイトを2つしていると聞いて、2つも仕事ができるなんていいなと」(ラフィックさん)

 ラフィックさんの母国アフガニスタンの生活水準は、タリバン政権の崩壊から7年経った今も、一向に改善しません。失業率が40%を超えるこの国で育ったラフィックさんにとって、「自分のやりたいことをしながら生きるこの女性の姿は、正直羨ましくさえある」といいます。そこに描かれていたのは、活き活きとした女性の姿でした。

 「彼女は決して裕福とはいえないけれど、積極的に人を助ける活動に従事している。このドキュメンタリーを通して、『お金がすべてを解決するわけではない』ということを伝えたかった」(ラフィックさん)
 (05日09:18)



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