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萌え系アニメ〜ドロドロ韓ドラまで…水樹奈々に直撃!

美空ひばりにあこがれ上京

水樹奈々(クリックで拡大)

 声優、歌手活動ともに超売れっ子の水樹奈々(29)が、韓国映画のDVDで日本語吹き替版でヒロインを演じることになった。演技の幅をますます広げる水樹には、人知れず努力を重ねた青春時代があった。

 水樹がアフレコしたのは4日リリースのラブコメディー「最強☆彼女」(クァク・ジェヨン監督)。武術の達人の女子大生ヒロイン、ソフィの声を担当している。現在放送中の「NARUTO疾風伝」(テレビ東京系、木曜日午後7時半)では“萌え系”の日向ヒナタ役がハマっているが、このソフィは正反対のコミカルキャラ。大学のアイスホッケー部のイケメン先輩に一目ぼれ、強すぎる女の子はモテないと普通の女の子を演じようと悪戦苦闘する。

 考えるより先に体が動くソフィの猪突猛進ぶりに水樹は「案外、似ているんですよ」。デビューからしばらくは内気な女の子役が多かったが「年齢を重ねて経験も増えていって、自分をさらけだせる勇気が生まれたんです」と話す。

 ソフィの恋愛は幼なじみの男性が現れたことで意外な方向に発展する。その顛末は作品を見てもらうとして、水樹は「女の子的にはすごくわかる。近すぎて大事さに気付かない、っていうことはよく起こりがち」。感情移入もしっかりできただけに、ソフィを「すごく気持ちよくやらせてもらった。なんか、青春だな〜って」としみじみ語るのだ。

 水樹自身の青春時代は超ストイックだった。郷里の愛媛・新居浜から単身上京、堀越高校に通いながら演歌歌手を目指して内弟子生活を送りつつ声優の専門学校に通っていた。「先生のご飯を作ったり掃除をしたり、全部やっていました」という。「大学生活ってサークル、バイト…。自分の時間もいっぱいあるんですよね。私は行かなかったから想像でしかないんですけど、あこがれですよ」。尊敬する歌手は今も美空ひばりだ。

 こうしたトレーニングが実になって、水樹の人気はうなぎ上りだ。

 今年に入って、誕生日の1月21日にリリースした19枚目のシングル「深愛」がオリコンデイリーチャートで1位を獲得し、初の武道館3日連続公演は超満員。7月5日には埼玉・西武ドームでのライブも決まった。

 「ありがたいです。私の歌が、何かに一歩向かって踏み出せるきっかけになってくれれば」と、あくまで謙虚だ。

 ■みずき・なな 1980年1月21日生まれ、愛媛県新居浜市出身。幼いころから地元の歌謡コンテストなどに出場し、中学生で瀬戸内のど自慢大会で優勝、演歌歌手を目指して上京する。98年に声優、2000年に歌手デビュー。主な出演アニメは「鋼の錬金術師」や「NARUTO」など。7日公開のアニメ映画「超劇場版ケロロ軍曹 撃侵ドラゴンウォリアーズであります!」にシオン役で出演。

 カレーが大好きで毎日でも大丈夫。欧風カレー派だが「おいしいインドカレーのお店も知りたい!」。

ZAKZAK 2009/03/04

最強☆彼女

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